
リフォームで剥がした床の下に潜ったところ、「まるで地下のダンジョンに宝箱を探しにいくみたい」になっていた家がYouTubeで話題です。リフォーム自体の仕事っぷりも反響を呼び、動画は記事執筆時点で25万回以上再生されています。
動画を投稿したのは、リフォーム大工・むらたかずさんによるYouTubeチャンネル「むらたかずREホームチャンネル」。以前には、昔ながらのタイル張りの浴室をユニットバスへリフォームしたり、築100年の古民家の床をリフォームして話題になりました。
今回は、10年以上前にキッチンの入れ替えとお風呂のリフォーム、外壁塗装をしたお宅へ再訪して和室と洋室のリフォームを行います。和室は畳をフローリングに替え、洋室は床を上貼り。壁と天井はベニヤを貼ってクロスで仕上げる予定です。
まずは和室。畳を剥がしてから歩いてみると、畳の下にあった合板がかなりフワフワとたわむ状態です。この上に直接フローリングを張るのは難しいので、既存の合板は全て撤去することになりました。
|
|
|
|
柔らかすぎて作業しにくい合板をなんとか剥がすと、まるでミルフィーユのような層状にバラけてしまいます。劣化が激しい……!
作業初日は和室の畳とその下の合板撤去で終了。2日目は応援の作業者である清水さんとともに床を張っていきます。
その前に行っておくのが、もう使えない床下換気扇を撤去すること。換気扇はたくさん設置されており、かずさんが狭い床下をはいずって探し回り撤去していきます。かずさんはこの様子を「まるで地下のダンジョンに宝箱を探しにいくみたいです」と紹介しました。
動いていなかった床下換気扇は空気の流れをせき止めていたため、外したことで床下の空気の流れが改善。作業をしていたかずさんも「すごく快適になった」といいます。
これらの床下換気扇は専用回路で運用されていなかったため、大量に取り付けすぎたことが故障の原因になった可能性があるそうです。
|
|
|
|
かずさんが“地下ダンジョン”で四苦八苦している間、清水さんは根太(床板を受ける横木)の間に断熱材を入れていきます。
また、既存の合板がなくなったことで宙に浮いた敷居(ふすまなどのレール部分の横木)が下がってこないように根太と敷居を一体化させました。寸法が狂ってしまった敷居を修正するのも、このときしかできません。
根太と断熱材の施工が終わったところで、その上にフローリングを張る下地となる合板を敷いて固定します。一方で、洋室のほうも下地の合板を固定するところまで終わらせておきました。
作業3日目はフローリング施工に入ります。かずさんと清水さんのスピーディーな作業で和室のフローリング張りがスムーズに完成しました。残りの作業は次回以降の動画で紹介するそうです。
床下をはいずる作業など大変な場面もあったリフォーム動画に、コメント欄では「さすがプロ!」「床下潜るんめちゃくちゃ体力削られるのに根気の塊みたい」「誠実なお仕事を見て感動すら覚えます。リフォームの際はお願いしたいです」「僕も床下に潜ったことがあります、移動が窮屈ですよね。お疲れさまでした」といった声が寄せられています。
|
|
|
|
かずさんは、YouTubeチャンネル「むらたかずREホームチャンネル」の他にX(@muratakazudaiku)、Instagram(@kazuyuki.murata)、TikTok(@muratakazu)も更新中。DIYやリフォーム現場での様子を公開しています。
動画提供:YouTubeチャンネル「むらたかずREホームチャンネル」
|
|
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 ITmedia Inc. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。