
今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『お腹がすいたら雷魚食べればいいじゃない』というふわふわなエビさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
美鈴菜館さん主催の『秋の夜長の飯テロコラボ』参加作になります!
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秋の夜長の飯テロ用の食材を濁った水路で釣り始めた投稿者のふわふわなエビさん。様々な食材へ果敢に挑戦している料理投稿者さんです。
釣り上げたのはライギョ。もともと食用として日本に持ち込まれた外来魚です。何度か見かけてはいるけれど、ふわふわなエビさんも釣るのは初めてとのこと。ライギョの他の川や池への移植は禁止されていますが、生きたまま持ち帰るのはセーフなのでそのまま持ち帰ります。淡水魚は死んでしまうと臭みが出るのだとか。
三枚におろしながら解説をはじめたふわふわなエビさんによると、この魚の正式名称はカムルチー。ライギョはタイワンドジョウ科の総称なのだそうです。水質の悪化や水の中が低酸素になっても直接空気中からエラに酸素を送れるので、水量の変化が激しい用水路でも生きていけるとのこと。冬場は泥の中に潜って冬眠したりもするとか。
はじめてのライギョをおろしたふわふわなエビさんは、「腹腔が尾の方まで伸びているのが特徴的で面白い骨格」と感じたそうです。
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皮も引いたところで調理開始。作るのはカンボジアの伝統料理「アモック」です。
まずはフードプロセッサーに様々なスパイスや調味料を入れました。
聞きなれないアオモジとは馬告(マーガオ)とも呼ばれるスパイスで、沖縄から山口県あたりに自生する植物。庭木として利用され、鳥が種を運ぶことで静岡以西で分布が広がっているのだとか。コショウと山椒とトウガラシとコブミカンを合わせたような味がするそうです。
フライパンにココナッツミルクとスパイス類をフープロしたものを加えて熱します。
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この間にライギョと玉ネギとパプリカとエシャロットとキャベツは適当な大きさにカット。
あとは5分以上煮込みます。ライギョには顎口虫という寄生虫がいるので、中心部が70度以上になるようしっかり加熱するのが重要とのこと。しっかり火が通ったら砂糖と塩で味のバランスを取って、溶き卵を加え混ぜて固まってきたら火を消します。
バナナの葉っぱで作った器に盛り付けて、カンボジア料理「アモック」の完成です!
鮮やかな調理と美しい盛り付けに、視聴者から「うまそうだ!」「わお、本格的!」「ちゃんと飯テロだった」と称賛の声が寄せられます。
食べてみると、淡白な白身はしっかり火を通したのに固くなっていずふわふわ。癖や臭みもなくとても美味しいとのこと。味付けはタイカレーより控えめな辛さで、ココナッツミルクの甘い香りとレモングラスの爽やかな後味が最高なのだそうです。
用水路にいるライギョを美味しく、美しく調理したふわふわなエビさん。その釣りと料理の腕前に興味を持たれた方はどうぞ動画をご視聴ください。ライギョの解説も丁寧でとても勉強になります。
視聴者のコメント
・この大きさがこんな場所にいるのか
・食用に海外から連れてこられた魚、ほとんど食べられてない説
・この人は選ぶ食材はアレだけど料理はおいしそうなのがほんま・・・
・美味しそう
・なんでバナナの葉があるんだ
・勉強になった ありがとう
・この人本当に色んな料理きれいで上手に作るしそれがめちゃ美味しそうだし動画の内容も安心して見れるから大好き
▼動画はこちらから視聴できます▼
『お腹がすいたら雷魚食べればいいじゃない』
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