ブライトンで得点量産中のウェルベック [写真]=Getty Images 日本代表FW三笘薫が所属するブライトンで34歳のストライカーが輝きを放っている。
        
    
         かつてマンチェスター・ユナイテッドやアーセナルで活躍し、2020年からブライトンでプレーしているダニー・ウェルベック。まもなく35歳となるベテランは昨シーズンに初めてプレミアリーグ二桁得点を達成すると、今シーズンもここまで10試合に出場し6ゴールと躍動。マンチェスター・シティに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドに次ぐ得点ランキング2位タイにつけている。
        
    
         イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じたところによると、イングランド代表を率いるトーマス・トゥヘル監督は昨今の活躍を受け、ウェルベックの招集を検討しているとのこと。国際Aマッチ通算42試合出場16ゴールという成績を誇るウェルベックだが、最後の出場は2018年9月に行われたスイス代表となっており、約7年間も“スリーライオンズ”から遠ざかっている。
        
    
         かつてのチームメイトもイングランド代表復帰の可能性について言及している。元同国代表FWウェイン・ルーニー氏はイギリスメディア『BBC』を通じて「彼はゴールを決め、ハードワークし、絶好調だ。トゥヘル監督が注目すべき立場にいる」と言及。その上で、マンチェスター・ユナイテッドでコンビを組んだウェルベックについて次のようにコメントしている。
        
    
        「ハリー・ケインに次いで彼はイングランド代表で最も好調なストライカーだ。彼は自分にチャンスを与えている。本当に素晴らしい選手だし、マンチェスター・ユナイテッドは昨シーズン彼を復帰させるべきだとも言ったよ。ブライトンで本当に落ち着いているようだし、調子も良くゴールを決めている。この調子を維持し、イングランド代表に復帰する絶好の機会を掴んでほしい。トゥヘル監督なら必ず彼に注目するだろうし、そうなることを願っているよ」
 イングランド代表はFIFAワールドカップ26欧州予選で6連勝し、すでに本大会出場が確定。ルーニー氏はこうした状況も踏まえ「今後の数試合はケインを招集する必要はない。休ませるべきだ。シーズン終了まで彼が休める機会は多くない。休ませて、ウェスベックやオリー・ワトキンス、イヴァン・トニーなどにプレーする機会を与えるべきだ」と持論を展開している。
        
        
        
    
         今月はセルビア代表、アルバニア代表と対戦するイングランド代表。メンバー発表は現地時間7日金曜日に予定されている。
        
    
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