10月シリーズのベネズエラ戦スターティングメンバー [写真]=Getty Images AFA(アルゼンチンサッカー協会)は6日、11月の国際親善試合を戦うアルゼンチン代表のメンバー24名を発表した。
アルゼンチン代表はFIFAワールドカップ26南米予選で12勝2分4敗と圧倒的な成績を残し、勝ち点「38」を積み上げて、首位で全日程を終えた。“王者”として臨む来年のFIFAワールドカップまで残り1年間を切った中、11月はアンゴラの首都ルアンダへ向かい、14日に年内最後の親善試合に臨む。なお、チームはルアンダへ飛ぶ前に、スペインのエルチェでトレーニングキャンプと練習試合を開催予定だ。
今回のインターナショナルマッチウィークでは1試合しか組まれていないこともあってか、アルゼンチン代表を率いるリオネル・スカローニ監督は、普段よりも少ない24名のメンバーを選出。大会史上最多6度目のFIFAワールドカップ出場をFWリオネル・メッシを筆頭に、MFエンソ・フェルナンデスやFWラウタロ・マルティネスら豪華な面々がリストに入った。DFバレンティン・バルコは今年6月以来、MFマクシモ・ペローネは今年3月以来の招集。バルコは本職が左サイドバックながら、所属クラブのストラスブールでは中盤の一角として輝きを放っており、ペローネはMFニコラス・パスとともに、若き才能が集うコモで主力に定着している。
加えて、FWジャンルカ・プレスティアーニとFWホアキン・パニチェッリが代表に初招集された。プレスティアーニは今年開催されたFIFA U−20ワールドカップチリ2025で準優勝に貢献し、ベンフィカでもウインガーとして出場機会を増やしつつある19歳。パニチェッリはストラスブールで今季リーグ・アンで11試合出場9ゴールを記録し、得点ランキングのトップを走る、23歳のストライカーだ。
一方で、アルゼンチン代表の不動の守護神であるGKエミリアーノ・マルティネスは、今回の遠征では休養が与えられた。負傷中のDFレオナルド・バレルディとMFフランコ・マスタントゥオーノも選外。同時に、11月のインターナショナルマッチウィーク期間で、アルゼンチン1部リーグは佳境を迎えるため、MFレアンドロ・パレデスら国内組の選手は一人も選ばれなかった。
アルゼンチン代表のメンバーは下記の通り。
▼GK
ヘロニモ・ルジ(マルセイユ/フランス)
ワルテル・ベニテス(クリスタル・パレス/イングランド)
▼DF
ナウエル・モリーナ(アトレティコ・マドリード/スペイン)
フアン・フォイス(ビジャレアル/スペイン)
クリスティアン・ロメロ(トッテナム・ホットスパー/イングランド)
ニコラス・オタメンディ(ベンフィカ/ポルトガル)
マルコス・セネシ(ボーンマス/イングランド)
ニコラス・タグリアフィコ(リヨン/フランス)
バレンティン・バルコ(ストラスブール/フランス)
▼MF
アレクシス・マック・アリスター(リヴァプール)
マクシモ・ペローネ(コモ/イタリア)
ロドリゴ・デ・パウル(インテル・マイアミ/アメリカ)
エンソ・フェルナンデス(チェルシー/イングランド)
ティアゴ・アルマダ(アトレティコ・マドリード/スペイン)
ジオバニ・ロ・チェルソ(ベティス/スペイン)
ニコラス・パス(コモ/イタリア)
▼FW
リオネル・メッシ(インテル・マイアミ/アメリカ)
ジュリアーノ・シメオネ(アトレティコ・マドリード/スペイン)
ジャンルカ・プレスティアーニ(ベンフィカ/ポルトガル)※初招集
ニコ・ゴンサレス(アトレティコ・マドリード/スペイン)
ラウタロ・マルティネス(インテル/イタリア)
ホセ・マヌエル・ロペス(パルメイラス/ブラジル)
フリアン・アルバレス(アトレティコ・マドリード/スペイン)
ホアキン・パニチェッリ(ストラスブール/フランス)※初招集
【画像】アルゼンチン代表のメンバーリスト
#SelecciónMayor 📋Lista de convocados para el amistoso frente a Angola. pic.twitter.com/qNRx8GNdr7— 🇦🇷 Selección Argentina ⭐⭐⭐ (@Argentina) November 6, 2025