80代おばあちゃんが作る“秋のお昼ごはん”がすごい！　「早速レシピ参考にします」「リピートしたい」「恋しくなりました」

　80代の元気なおばあちゃんが秋らしいお昼ごはんを作る様子がYouTubeに投稿されました。丁寧な調理風景と細やかな工夫に「参考になります！」「目からウロコです」といった声が上がり、動画は記事執筆時点で5万5000回以上再生されています。

【画像】完成した料理

　動画を投稿したのは、1人暮らしのおばあちゃんの料理や日々の暮らしを発信するYouTubeチャンネル「80代元気ばあちゃんの日常」。撮影や編集はお孫さんが担当しており、以前には1週間分の健康的な晩ごはんを作る“作り置きレシピ”が話題になりました。

　今回は、マイタケ、シイタケ、エリンギ、シメジの4種類のキノコを使い、秋らしい「キノコたっぷり炊き込みごはん」をお昼に作ります。キノコは合計で約300グラムで、白米は2合炊きました。ちなみに、お米をとぐ際は炊飯器の内釜が傷まないようにボウルを使っています。また、その後は30分ほど浸水させました。

　お米を浸水させている間に、キノコを調理していきます。まずはそれぞれ食べやすい大きさにカット。具材として、この日は鶏肉を使わないため薄揚げ（油揚げ）を少し入れています。油揚げは口当たりがいいように小さめに切りました。残りはみそ汁用としてもう少し大きめにカットし、ラップに包んでからフリーザーバッグに入れて冷凍しています。

　キノコと油揚げを火にかけたフライパンに入れ、塩を少し振ったら混ぜてしばらく焼きました。しんなりしてきたくらいで、冷凍しておいたニンジンの細切りを少量加えて炒め、少し焼き目がついたら火を止めて軽く粗熱を取ります。

　水切りしたお米を内釜に投入し、水を白米の2合のところまで入れたら、そこにしょうゆ・みりん・お酒を各大さじ1.5に顆粒だしを小さじ半分くらい加えた調味料を追加しました。混ぜてお米を平らにしてから炒めた具材を上にのせ、お米と混ぜないように気をつけつつ、こちらも平らにしたら炊飯していきます。

　みそ汁に使うサツマイモは皮ごと使うため、たわしでしっかり洗ったら、ごろごろとしたサイズにカット。食感が気になるひげ根の部分は取りました。

　カットしたサツマイモを水に入れてアク抜きをしている間に、今度は小松菜を洗います。土が入り込んでいることがあるため根元の部分を全部外して洗い、茎側と葉っぱ側で2つに分けるように切ったら、大きめの鍋で湯がきます。鍋に入れる際は最初に茎の方、時間差で葉っぱの方を入れました。

　湯がいた小松菜はすぐに冷水に入れます。蒸し布巾を袋状にして作った絞り袋で水を切ったら、適当な大きさに包丁でカット。このとき、繊維が硬い茎の部分は斜めにカットし、繊維を断ち切るようにすることで食べやすく工夫しました。

　次に炒りゴマを準備しますが、ここでおばあちゃんは弱火で温めたフライパンで煎り直しました。香りが立ってきたらすり鉢に移してゴマをすりこぎですります。砂糖としょうゆを入れて混ぜ、さらに小松菜を加えて軽く混ぜたら「小松菜のゴマ和え」ができました。なお、ここでごはんが炊けたため、いったん混ぜてフタをして5分ほど置いています。

　続いて、アク抜きしたサツマイモを水を張った鍋に入れ、切って冷凍しておいたタマネギを加えました。サツマイモは「タマネギとの組み合わせ」もおいしいとのこと。あとはサツマイモが煮えたらみそを入れ、冷凍しておいたネギを加えて「サツマイモとタマネギのみそ汁」が完成です。

　炊き込みごはんをお茶碗によそったら、おいしそうなお昼ごはんが出来上がりました。キノコたっぷりでおこげもできていて、食感と香り豊かな味わいが楽しめそうですね。「キノコが大好き」というおばあちゃんは、この日はたっぷり食べることにしたようです。

　ちなみに、残りの分はマーナの「冷凍ごはん容器」に入れて冷凍していますよ。こちらは「毎回炊きたてみたいにおいしく食べられる」としておすすめしました。

　みそ汁はおいものいい香りがするとのことで、こちらも秋らしい汁物になりました。小松菜と和えたゴマは、煎り直したことでより香りが楽しめそう。全体的に嗅覚を刺激する料理で食欲が湧いてきそうです。

　80代のおばあちゃんが作ったお昼ごはんに、コメント欄では「とてもおいしそう」「秋の味覚ですね」「丁寧な下処理、とても勉強になります」「キノコ炊き込みご飯おいしかったです！　またリピートしたいと思ってます」「小松菜の斜め切り、目からウロコです」「早速レシピ参考にします」「私も自分のおばあちゃんのご飯恋しくなりました」「泣けてくる」といった声が寄せられています。

　YouTubeチャンネル「80代元気ばあちゃんの日常」では、料理以外にもおばあちゃんの日々の掃除やファッションに関する動画などが公開中です。また、情報やショート動画はX（@80enjoy_days）やTikTok（@80enjoy_days_official）でも発信しています。

動画提供：YouTubeチャンネル「80代元気ばあちゃんの日常」