写真 今回レポートするのは、無印良品の「【足なり直角】むくみを防ぐ 着圧ハイソックス」。
着圧ソックスって、きつすぎてすぐ脱ぎたくなっちゃいますよね。ところがこの商品は、足首からひざ下にかけて段階的に着圧を弱める設計になっているから、引き締めが強すぎないんです!
長い時間履いてもきつくなりにくいから、途中で脱ぎ捨てることなく効果的にむくみを防げそう。詳しく見ていきましょう。
◆機能性と快適さを兼ね備えた着圧ソックス
無印良品の「【足なり直角】むくみを防ぐ 着圧ハイソックス」は、足首から段階的に着圧をかけてむくみを防ぐ―という商品。
「【足なり直角】むくみを防ぐ 着圧ハイソックス(一般医療機器)」1,490円/税込
仕様・混率:綿57%、ポリエステル22%、ナイロン14%、ポリウレタン7%
サイズ・Mのみ:婦人用23〜25cmまで対応の1サイズ展開
カラー:グレー
※一般医療機器 弾性ストッキング:同封された説明書をよく読んでから使用してください。
“段階着圧仕様”によって、足首からひざ下にかけて徐々に圧を弱めていくため、引き締め効果を感じながらも締め付けすぎない着圧を実現したのが「【足なり直角】むくみを防ぐ 着圧ハイソックス」。初めて履く人にも取り入れやすい着用感が特徴だそう。
また着用中は、筋肉が縮んだり伸びたりする作用をサポートして、血流を促進してくれるんだとか。
まさに、機能性と快適さを兼ね備えた着圧ソックスというわけですね。
次は、デザインをチェック!
◆足首がカクッと曲がった不思議な形のハイソックス
「【足なり直角】むくみを防ぐ 着圧ハイソックス」の全体を見てみると、商品名のとおり足首部分からカクッと直角に曲がった珍しい形をしています。
足首周りは20〜24cmで、圧迫圧が25hPa。ふくらはぎ周りは30〜38cmで、圧迫圧が17hPaに設計されていて、下から上に向かうにつれて圧が弱くなっているからきつく感じにくいんですね。
口ゴム部は、ふくらはぎ周りの延長といった感じで割と大きく開いています。ゴムには伸縮性があって、見た目ほど硬くありません。
ふくらはぎの部分を横から見ると、筋肉の盛り上がりが再現されていて程良くフィットしてくれそう。モコッとしたカーブにさしかかる部分には、ゴムが入っているようで、作りがひときわしっかりしています。
◆脱げにくい工夫
足の甲から、土踏まずにかけてもゴムがグルッと一周。靴の中で脱げにくいように工夫されています。
つま先は、縫い目があたることによる痛みを軽減する縫製仕様で、ごろつき感が控えめ。
カラーはグレーのほかにオフ白、黒、ダークネイビーがラインナップしていて、サイズは婦人用Mのみ展開されています。
では、実際に履いてみたいと思います。優しい着圧がどの程度なのか、気になる!
◆表面は綿100%、まるで普通のハイソックス
ここからは、「【足なり直角】むくみを防ぐ 着圧ハイソックス」のパッケージに同封された説明書を参考に履いていきます。
はじめに口ゴム部から足首部にかけて、生地をたぐり寄せます。
目が細かく張りのある生地なので、少し硬めに感じるかもしれません。
◆次は、つま先を靴下へ挿入!
足の甲〜土踏まずのゴムが入っている部分は、少し力を入れながらグイグイと足を挿し込んでいきます。
部分的な重なりが生じないように、均一に馴染ませながら生地を引っ張り上げ、かかとを靴下の踵部に合わせます。
つま先〜かかとさえ入ってしまえば、あとは比較的簡単に引っ張り上げることができました。生地のたるみや丸まりをなくすように、最後にもう一度全体を均等に馴染ませたら使用開始です。
履いた直後は、キュッと引き締まった感覚があります。下から優しく絞り上げられる感じに近いかもしれません。とはいえ、着圧ソックスによくあるギュッとしたきつさではないので、数分で慣れてほとんど気にならなくなりました。
綿100%の表面はまるで普通のハイソックスなので、家の中はもちろん、外出時にも履けちゃうところが高ポイントです。
口ゴム部やふくらはぎ、足の甲〜土踏まずのどの部分もズレにくく、スリッパ・靴を履いている時もストレスになりませんでした。
筆者は入浴後から就寝までの約2〜3時間履くことが多いのですが、血めぐりが良くなったのか足の疲れが和らいだように感じています。ダル重さがすっきりすると、心なしか寝付きまでよくなったような気がします。
エアコンの冷気からも守ってくれるので、冷えによるむくみ対策にも一役買ってくれるのではないでしょうか。
※医師が必要と認める場合を除き、就寝時は装着しないこと!
◆脱いだ後は……
脱いだ後は、ひざ下に口ゴム部のあとが薄っすら残るくらいの圧でした。
汚れたら、パッケージ裏面の洗濯表示に従って洗えば、繰り返し清潔に着用することが可能。ただし、洗剤の種類によっては、生地が若干硬く感じるようになるかもしれません。
汗をあまりかきたくないな〜という人は、湯船に浸かる機会や運動量も少なくなっているかもしれません。血液を心臓へ送り戻すポンプの働きをする“ふくらはぎ”の筋肉をあまり動かさずにいると、足のむくみやダルさを感じやすくなるので、気になった人は店舗・ネットストアをチェックしてみてくださいね。
※ 紹介した商品は、取材時に各店舗で販売されていたものです。店舗により価格や取扱商品は異なります。仕入れ状況によって同じ商品がない場合や、既に販売終了している可能性もありますので、ご了承ください。
<文・写真/高木沙織>
【高木沙織】
「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、発酵食品ソムリエやスーパーフードエキスパート、雑穀マイスターなどの資格を有し、運動では、骨盤ヨガ、産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、Core Power Yoga CPY®といった資格のもと執筆活動やさまざまなイベントクラスを担当。2021年からは、WEB小説の執筆も開始。Instagram:@saori_takagi