画像提供:マイナビニュースgoodbodyはこのほど、薄毛に関する生活者の実態を把握するために意識調査を実施した。
○「秋は抜け毛が増える」って知ってた?
日中はまだ暖かいのに、朝晩はぐっと冷え込む――。そんな季節の変わり目は、気温や湿度の変化によって頭皮の血行が悪くなり、髪の成長サイクルが乱れやすい時期だ。
さらに、夏の紫外線ダメージの影響や生活リズムの乱れ、栄養バランスの崩れなども重なり、秋は「一年の中でも特に抜け毛が増えやすい季節」だといわれている。実際、「最近、髪がまとまりにくい」「分け目が目立ってきた」と感じている人も多いのではないだろうか?
薄毛は見た目の印象だけでなく、自己評価や対人コミュニケーションにも影響する。対策は多様化しているものの、何から始めるべきかわからず先送りになるケースも少なくない。
今回の調査は、現在の対策実施状況、使用場面、アイテム選定基準、今後の導入意向を可視化し、生活者が自分に合う手段を選びやすくすることを目的として実施された。
○薄毛に悩む半数近くは対策未実施
試したことがある対策は育毛剤が最も多く、次いでサプリ・栄養改善、AGAとなっている。スプレー・パウダー、かつら・ウィッグなどの、いわゆる「隠すためのアイテム」の利用率は低いようだ。
一方で「特になにもしていない」が 46.0%と非常に高い。何から始めていいのかわからないという人も多いのではないだろううか?
○薄毛隠しスプレーの認知と関心
先ほどの薄毛対策アンケートでもわかった通り、薄毛を「隠すこと」が目的のアイテムというのはまだまだ認知が低い。ほとんどの人が使用した経験がなく、全く知らないという人もけっこういるようだ。
育毛剤や発毛剤と違い、「根本的な対策にはならない」という点が原因とも考えられる。誰しも周囲に薄毛を隠しているというのはバレたくないものだ。
○自然な仕上がりが最重要
薄毛対策アイテムを選ぶとき、いちばん重視されていたのは「自然に見えること」だった。次いで「手軽さ」(16.7%)、「コスパ」(14.0%)、「頭皮や髪への負担が少ないこと」(13.3%)。
・周囲にバレない
・手軽に使える
・負担が少ない
この3点が満足度のカギのようだ。色味の合い方や、汗・雨でどれくらい落ちにくいかも、自然な見た目を維持し、「周囲にバレたくない」という人にとっては重要なポイントになる。
○調査結果のまとめ
今回の調査は、薄毛対策が「まだ始められていない人が多い」一方で、取り組むなら“自然に見えること"を最優先する傾向を示した。使うシーンは日常が中心で、手早く整えられて周囲に気づかれにくい方法へのニーズが強いことがわかる。
対処のポイントは、ケア(生活習慣や育毛)とカバー(見せ方・スタイリング)を併用し、自分の気になる部位や場面に合わせて選ぶこと。そして自分にとって続けやすいものを選ぶことで満足度は高まるかと思われる。
○調査概要
調査テーマ:薄毛に関するアンケート
調査時期:2025年5月
調査対象:全国の20〜60代の男女
サンプル数:300名(男性228名/女性72名)
調査方法:インターネットによるアンケート調査(freeasy / アイブリッジ)(エボル)