【競泳】池江璃花子、グレーチェック柄スーツ姿披露「競泳界にいなかったような選手になりたい」

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2025年11月12日 22:00  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

スーツ・オブ・ザ・イヤー2025でトークする池江璃花子(撮影・滝沢徹郎)

競泳女子の池江璃花子(25=横浜ゴム)が12日、都内で行われた「SUITS OF THE YEAR 2025」授賞式に出席した。


「スポーツ部門」で受賞し、「アート&カルチャー」部門で受賞した歌舞伎俳優尾上松也(40)らとともに、チェック柄のグレーのスーツ姿でステージに立った。「数ある受賞者の中に選んでいただきとても光栄に感じております」とあいさつ。今年からオーストラリアから日本へ練習拠点を移しており「帰ってきたことによっていろんなお仕事ができるようにもなって、1人の人間としてさまざまなお仕事に挑戦していけたらいいなと思います」と意気込んだ。


競技では28年ロサンゼルスオリンピック(五輪)でのメダル獲得を目指して奮闘中だ。「ずっと頑張ることは不可能。たまには心が折れることもあります」と本音もこぼしながら「たくさんの方々に応援していただいている時に自分の存在意義を感じます。結果が出なかった時でも、みなさんが『泳いでいる姿を見るだけで勇気をいただいている』という言葉が自分を奮い立たせてくれます。周囲のみなさんに支えられてここまでやれているなと感じています」と話した。


今は「とにかく後悔をしないように日々トレーニングしている」といい「水泳のことが嫌いになったらここまで続けることはできていません。好きなことをここまで続けられていることは大切なことかなと思います」と語った。日本を拠点とするが1カ月単位で海外にトレーニングに出向くことも考えているといい「温泉配信だったり、最近はモデルのお仕事をいただいたりするので、競泳選手じゃない一面もみせていけたらなということも考えています。海外の選手にもモデルと競泳だったり、そういう活動をしている人が意外と多かった気がするので、今までの競泳界にいなかったような選手になりたいです」と意気込んだ。


ロス五輪へ向けては「派遣記録がなかなかに高そうなので、もちろん絶対にロス五輪に行きたい気持ちはありますが、どのように転んでもそれは自分の人生ではあるので。全て受け入れる覚悟があるので、3年間必死に頑張っていけたらと思います」と見据えた。


「SUITS OF THE YEAR」は日本経済新聞社のメディアビジネスライフスタイルサイト「THE NIKKEI MAGAZINE」主催で、今回で8度目の開催。「ビジネス部門」で東宝の松岡宏泰社長、「イノベーション部門」では獺祭の桜井一宏社長が選ばれた。


池江は自宅でのリラックスタイムは「映画を見ながらキャンドルをたいている」と明かし、日本キャンドル協会理事も務める尾上から「協会入りますか」と勧誘される場面も。日本酒も「大好き」と語り、「20歳とかの頃は母の影響で赤ワインとかを飲んでいましたけど、今はレモンサワーと日本酒で。お店ではペアリングを出していただくこともあります。うなぎも好きで、一緒に日本酒をいただくことが大好きですね」と笑顔。これには獺祭の桜井社長も「ただただうれしいですね。ハッピーです」と喜んでいた。

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