ミーンズワイルの旗艦店が渋谷に移転　コンセプトストア「ミーンワイル」としてオープン

　デザイナー藤崎尚大が手掛ける「ミーンズワイル（meanswhile）」が、旗艦店を駒沢から渋⾕へ移転し、新店舗「ミーンワイル（meanwhile）」として11月22日にオープンする。売り場面積は約90平方メートル。

　ブランド名からsを抜いた「meanwhile」という名称は、ブランド名の語源でもある英単語 「meanwhile（⼀⽅、所変わって）」に由来しており、従来の旗艦店という枠を超えてブランドの思想や創造のプロセスを発信する「コンセプトストア」としての機能を持たせる意図が込められている。HYBE DESIGN TEAMが手掛けた内装では、ブランドが掲げる「⾝体に最も近い道具」という理念の延⻑として「都市と⾃然」「内⾯と外⾯」「⽇常と⾮⽇常」といった相反する要素が共存する“狭間（あわい）”の状態を素材や光、動線の対⽐で表現。服を通じて⼈と環境との関係を⾒つめ直す「装置」としての店舗を⽬指している。
　店内では、ミーンズワイルの最新コレクションのほか、店舗限定アイテムとして藤崎が撮影した写真を使⽤したTシャツ（8800円）を展開。ディーター・ラムス（Dieter Rams）が手掛けたオーディオプロダクトや、⼭梨を拠点とするギャラリー「ジオラマ（diorama）」の作品などで空間を構成する。
　今後は、不定期で写真展や作家による個展などのイベントを開催。服づくりの背景にある思想や⽂化的視点を発信する場を目指すという。

◾️meanwhileオープン日：2025年11月22日（土）営業時間：12:00〜19:00（不定休）所在地：東京都渋⾕区渋⾕1-1-16 若草ビルA館 4階