M!LK・佐野勇斗、紅白初出場に感慨 昨年の“願掛け”明かし「まさかこんなに早く叶えられる日が来るとは!」

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2025年11月14日 20:10  クランクイン!

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M!LK、『第76回NHK紅白歌合戦』出場歌手発表会見に登場  クランクイン!
 第76回NHK紅白歌合戦・出場歌手発表会見が14日、NHKにて行われ、紅組、白組、特別企画合わせて39組の出場が決定した。会見には、その内初出場となる紅組のアイナ・ジ・エンド、幾田りら、CANDY TUNE、ちゃんみな、HANA、ハンバート ハンバート、FRUITS ZIPPER、白組からは&TEAM、M!LKと9組の初出場アーティストと、26年ぶりに特別企画で登場する堺正章が登場した。

【写真】紅白初出演決定に最高の笑顔を見せるM!LK

 今年の紅白歌合戦のテーマは「つなぐ、つながる、大みそか。」。放送100年を締めくくる節目の紅白ということで、これからの100年も素敵な音楽が私たちをつないでくれますように……といった願いがテーマに込められている。

 会見には、今年デビューしたばかりのをHANAを筆頭に10組が登壇。その模様はYouTubeでも生配信された。さらに、その後行なわれた記者向けの会見とフォトセッションでは、1組ずつが記者からの質問に応じた。

 まず登場した堺正章は、26年ぶりの紅白出演が決まったことに対して「23時45分ぐらいまで放送がありますからね、眠くならないように最後まで頑張って。そして、どちらが勝利したのか、結果まで見届けたいなと思います」とジョーク混じりに回答。さらに、記者から「喜びを星で……」と無茶振りされると「星3つです!」と高らかに声を上げる。「私も久しぶりなもので……」と照れた姿が印象的だった。

 続いて登場したのは、先月10月28日に韓国デビューを果たしたばかりの&TEAM。EJは「今年、初めてのアジアツアーをしました。いろんなところでいろんなことを学んで、エネルギーをもらってきたので、それを今回の『紅白歌合戦』で伝えたいなと思います」と意気込んだ。また、YUMAは「個人的には、けん玉チャレンジに出られたらなと思います」とまさかのけん玉チャレンジへの出場意欲を見せた。

 続いて登場したアイナ・ジ・エンドは「前回、BiSHとして出場した時に、緊張のあまり歌詞をかんでしまったんですよ。それが、ずっと悔しかったので、今回ソロで呼んでいただけて嬉しい反面、絶対やり切るぞと思ってます」とコメントした。さらに「私は今、侍みたいな心でここに立っていて。アイナ・ジ・エンドという、ちょっとおかしな名前を付けて10年が経ちますが、しっかり真面目に歌を歌っていることを必死こいて伝えていきたいです」と意気込んでみせた。

 幾田りらは、YOASOBIで活動をともにしているAyaseのリアクションを聞かれると、「これから伝えるところなので、ちょっとまだなんですけど……」と告白。また2025年を振り返って「たくさん楽曲を作ってリリースしてきた1年でしたし、グローバルのアーティストの皆さんとコラボさせていただいたり、ファッションでもグローバルアンバサダーを務めさせていただいたり、グローバルにいろんなことを挑戦させていただいた1年でした」と謙虚に振り返った。

 CANDY TUNEの村川緋杏は「今日の朝、事務所に呼び出され『このあと紅白の会見です』と伝えられて、本当に試合に負けたんじゃないかというくらいのむせび泣きをしました」と笑顔。それを見たメンバーが笑ったことで、場が和み、ここまで来れたと明かした。また、立花琴未は「倍倍FIGHT!」にちなみ「楽しみは何倍ですか?」と聞かれると「倍の倍の倍過ぎて!今までにないくらいのCANDY TUNEの集大成、倍倍を届けたいなと思っております」と元気よく語った。

 ちゃんみなは、ライフステージの変化からHANAのプロデュース、自身の活動と盛りだくさんだった2025年を振り返り「変化という言葉が1番似合う1年でした。新しいことにもたくさん挑戦しましたし、未知なことがたくさんあったので。1つ1つ今を本気で取り込んできました」と感慨深そうに語る。また、HANAとともに初出場を決めたことについては「ぜひ大きく咲いてほしいなとは思っていたものの、こんなに早く大きく咲いてくれるとは。自分のことよりもうれしいです」と笑顔を見せた。

 ちゃんみなからのエールを受けて登場したHANAのCHIKAは「(ちゃんみなと)裏でお会いして、また泣きました(笑)。ずっと泣きました。本当にずっと支えられてきていますので……」と感謝を滲ませる。また、7人の魅力を聞かれ「まず7人のモットーにしているのは人間味。それから『地に足をつけて生きる』というのは、アーティストになっても忘れずに生きようというのが最初からあります」とNAOKOが答えた。

 NHKで放送中の連続テレビ小説『ばけばけ』の主題歌を担当するハンバート ハンバートの佐藤良成は「(夫婦で出場することによって、家を)留守にしないといけないので、空き巣に狙われないようにしたいです」と場を和ませる。また、佐野遊穂は「『ばけばけ』の放送が始まった9月くらいから“(紅白に)出るの?”と聞かれることがあって(笑)。そのたびに“知らないよ、誘われてもいないし”と答えてきました」と正直に回答していた。

 昨年の落選から這い上がってきたFRUITS ZIPPERの鎮西寿々歌は「ほとんどのメンバーが号泣していたんですけど、私はうれしくてニヤニヤしちゃってました」と知らせを聞いた時のことを振り返る。さらに真中まなは、今年1年何を頑張ってきたかという質問に対し「私たちの中で『Road to 紅白』という目標を掲げて、いただいたすべてのお仕事が、この年末につながると信じて全力でやってまいりました」と振り返った。

 最後に登場したのは、M!LK。昨年の紅白出演時に、いつかグループで出られるようにとM!LKポーズをして願掛けしたという佐野は「まさかこんなに早く、それを叶えられる日が来るとは!」と喜びを露わに。メンバーの塩崎太智は「たくさんの方に僕たちの楽曲を届けたいのですが、長年『紅白』を目標にしてきたので、全身で“シャー!”っていう感じで楽しみたいなと思います」といつも通り全力で回答し、会場を沸かせていた。

 『第76回NHK紅白歌合戦』は、NHK総合ほかにて12月31日19時20分より放送。
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