Oasisのライブに行くため、毛糸を編んでいくと…… 圧巻の光景に「やば」「本当にすごいし、めっちゃかっこいい…!」【海外】

0

2025年11月17日 15:00  ねとらぼ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ねとらぼ

Oasisのライブに行くため毛糸を編んだら……(画像引用:YouTubeチャンネル「ポド」)

 オアシス(Oasis)の公演に着ていくロゴ入りジャケットを編む動画がYouTubeに投稿されました。ハラハラする展開も反響を呼び、記事執筆時点で1万3000回以上再生され、430件以上の高評価を集めています。


【画像】完成した作品


ロゴ入りジャケットを公演に間に合わせたい

 動画を投稿したのはYouTubeチャンネル「ポド」。このチャンネルでは投稿者さんが、編み物の動画を公開しています。


 今回は、英バンド「オアシス」の韓国公演に着ていく、ロゴ入りニットジャケットを急きょ編むことに。韓国プロ野球の応援ジャケットのパターン(編み図)をネットで見つけたので、それを参考にします。


 投稿者さんは、公演が近づいてきた頃の連休を利用して一気に編んでしまうことにしました。まず着手したのはジャケットの背中側。ところが、ある程度編み進めたところで、ゲージ(編み目の密度)がパターンと合っておらず、このまま完成させると自分には大きすぎることに気づきます。


 ドロップショルダーのジャケットということを考慮してもやはり大きいので、いったんすべてほどく必要がありましたが、踏ん切りがつかず前側に進んでしまう投稿者さん。いったんは「こうなったらもう袋みたいに着ちゃお」と開き直りますが、編み目を減らして対処することにしました。


 胴体上半分の主要部分が仕上がった時点で着てみると、思ったほどは大きすぎないことが判明。元のパターンよりは大きいものの許容範囲だったので、続きを編んでいくことにします。


公演1週間前からペースを上げはじめる

 ところが、3回編んだところで5日間休んでしまったため、公演まであと1週間という時点で胴体の主要部分すら完成していないという事態に陥ります。なぜか休んでいる間に帽子をいくつも編んでいたそうなので、ジャケットを公演までに間に合わせるという状況から現実逃避したかったのかもしれません。


 ともあれ、作業を再開してまずはポケットのスリット周辺を作ります。ポケットの作り方は知らなかったそうですが、パターンがていねいに説明されているので難なくクリア。上々の仕上がりに「ふふ、楽しい」と喜びを表します。


 翌日、反対側のポケット周辺も編むとさらにジャケットの形に近づきました。しかしまだ、袖、ポケットの内側部分、裾リブ(裾のゴム編み部分)、ボタンバンド(ボタンを付ける帯状のパーツ)、ネックリブ(首周りのゴム編み)が残っています。先はまだまだ長い……!


公演3日前にようやく袖を編む工程に

 公演4日前は裾リブの仕上げから始めましたが、難しいやり方を選択して納得のいかない出来に。また、糸の色替えの説明をよく読まずに作業を進めてしまったため、糸の端が垂れた箇所がたくさん発生してしまいました。


 それでも、裾リブが付いたことで一気にジャケットらしい見た目に。次に袖に着手する流れとなりました。


 公演3日前は“編み友”たちとカフェで一緒に作業することに。すでに袖の作業を少し進めていましたが、胴体部分の目を減らしたことを忘れて袖の目を多く拾いすぎてしまったと気づき、カフェに到着して早々、それをほどく作業から始めました。Oh……!


 それでも「今、気づいてよかった」と気をとりなおし、ひたすら袖を編んでいきます。袖を編んでいると作業をやめたくなってくるので、5段編んだらいったん着てみるという方法でモチベーションを維持しているそうです。


公演当日まで続く作業の結果は……?

 その後、公演2日前の夕方になんとか袖が完成。あと残っているのはボタンバンドとネックリブ、そしてポケットの内側部分です。果たして間に合うのでしょうか?


 まず、ボタンバンドの一方を2時間半かけて編み、さらに周囲をアイコード編みで囲みます。この日はもう一方のボタンバンドとネックリブまで仕上げて終わりました。


 公演1日前は、ポケットの内側部分を編みながら公演延期を望むなど、かなりの焦りがみえる投稿者さん。テロップでは「このあたりから若干正気じゃなかったです」と振り返っています。


 そして、いよいよ公演当日。ボタン穴を開けることなく取り付けられるスナップボタンをボタンバンドに設置してジャケット自体はほぼ完成しましたが、ここからが正念場です。


 ピクセル変換サイトで制作したオアシスのロゴのパターンをもとに、背中の部分に「oasis」と刺しゅうします。実はこれが初めての刺しゅうなのだとか。この時点で時間は朝8時35分。


 「ちょっと編み目が不細工じゃない?」と言いつつ、なんとか14時49分にロゴを仕上げた投稿者さんはいざ公演会場へ向かいます。


 本当はポケット外側にアイコード編みを加える必要もあったそうですが、今は見て見ぬふりをすることに。また、糸端の始末は間に合わなかったのでクリップでごまかします。なにはともあれ間に合ってよかった!


「めっちゃかっこいいです…!」「やば」

 公演当日の昼過ぎになんとか完成するというハラハラ展開に、「楽しい動画だったけど、時間までに終わらないんじゃないかって不安になった」「すごくカッコいいね」「両袖がないままということもなく無事完成して本当にホッとしました」「コンサートに着ていけたね。おめでとう」「私も好きなバンドのロゴでジャケットを作らなきゃ」「めちゃくちゃかわいいジャケットですね〜」「いい意味で狂ってる」「インスタでも見たけど、本当にすごいし、めっちゃかっこいいです…!」「やば」というコメントが寄せられています。


画像引用:YouTubeチャンネル「ポド」



    ランキングIT・インターネット

    前日のランキングへ

    ニュース設定