
原夏見のコミックス『彼女たちの式典』と『それ以外の星たち』(双葉社)が11月17日(月)に発売される。
【画像】『彼女たちの式典』『それ以外の星たち』が待望のコミックス化
結婚式で再会するバスケ部同期たちを描いた『彼女たちの式典』で各所から注目を集めた原夏見が、同作『彼女たちの式典』と『それ以外の星たち』第1巻の紙コミックスを2作同時に発売される。
『彼女たちの式典』は、2022年に電子版として刊行された作品で、累計PV数12万超を記録した。高校時代に同じバスケットボール部に所属していたメンバーが結婚式の招待を受け取ったことを機に再会し、当時の出来事を思い返す内容で構成されている。今回の紙コミックス版には、電子版に収録されていなかった番外編、バスケ部顧問・眞満子を描いた「あの日、Ms.ウェストと」が追加されている。
同時発売となる『それ以外の星たち』第1巻は、月刊誌『JOUR』で連載中の作品。恋愛感情を抱くことが難しい一方で、出産という選択肢を意識せざるを得ない30歳の女性・足沢雪が主人公。雪はノンバイナリーを自認するきょうだい・慶と生活を共にしながら、自身の抱える葛藤や社会的な立場に向き合う。新たな出会いや環境の変化が彼女の日常に影響を及ぼす過程を追う形式となっている。両作品は、原夏見にとって初の紙コミックスとなる。
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■『彼女たちの式典』あらすじ
webアクションにて累計PV数12万超を記録し、発表当時に話題となった作品が満を持して紙コミックス化。高校時代のバスケ部メンバーに送られてきた結婚式の招待状。数年ぶりの再会をきっかけに、彼女たちはそれぞれの「あの頃」を想起する――。
友達と言うには難しい、大人になった私たちの現在地。過去が今を揺らすオムニバス。
■『それ以外の星たち』あらすじ
閉じ込められている、産める体に――。
足沢雪、30歳。女。独身。仕事も恋も不明瞭。「人を好きになること」に諦めを感じつつ、それでも刻一刻と近づいてくる「体の期限」に焦りを感じる今日この頃。ノンバイナリーのきょうだい・慶と一緒に暮らしながら、新たな出会いや転機によって雪のモラトリアムは波打ち始め――。
マイノリティのきょうだいを取り巻くヒューマン・ラブストーリー!
©原夏見/双葉社
(文=リアルサウンド ブック編集部)
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