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阪神大山悠輔内野手(30)が18日、甲子園に外野テラス席を設置してほしいと球団に要望したことを明かした。兵庫・西宮市の球団事務所で契約交渉を行い、昨オフ結んだ5年契約2年目の来季は現状維持の3億4000万円でサイン。森下、佐藤輝の後を担う5番打者として臨んだ今季は、喜びも悔しさも感じた1年だったが、後輩たちのことも考えて球団に切望した。グラウンド内外を問わず、プロ10年目も“兄貴分”としてチームをけん引する。
◆テラス席設置での本塁打メモ 楽天モバイルが13年、みずほペイペイドームが15年、ZOZOマリンが19年に設置。統一球の影響もあったが、楽天モバイルの本塁打は12年の68試合で38本から13年は67試合で92本に大幅増。みずほペイペイドームは14年の67試合で70本から15年は67試合で144本に倍増、ZOZOマリンも18年の70試合で91本から19年は70試合で146本に増えた。ちなみに、甲子園球場には91年までラッキーゾーンがあったが、ラッキーゾーンの撤去で同球場の本塁打は91年の60試合で105本から92年は61試合で71本に減っている。来季はバンテリンドームにホームランウイングが設置される。
◆ラッキーゾーン 甲子園の外野フィールド内に設置した金網と外野フェンスの間に囲まれた本塁打ゾーン。1947年(昭22)に設置され、91年末に撤去。92年からは本塁〜両翼の距離が90メートルから96メートルに延びたことで本塁打が減った。
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