菅野、九里、大山…昨年オフにFA宣言した選手の今季はどうだった?

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2025年11月21日 08:16  ベースボールキング

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ベースボールキング

オリックス・九里亜蓮 (C)Kyodo News
 海外FA権を行使したDeNAの伊藤光が18日、楽天にFA移籍した。新天地で活躍を目指すことになるが、昨年オフにFA宣言した選手たちは、今季どんな成績を残したのだろうか。



 昨年オフは国内FA宣言が7人、海外FA宣言選手2名が権利を行使。そのうち、大山悠輔(阪神)、原口文仁(阪神)、木下拓哉(中日)の3選手は残留した。大山は今季、佐藤輝明の後を打つ5番打者として、141試合に出場し、打率(.264)、打点(75)は前年を上回る成績。得点圏打率はリーグ3位の.316と勝負強さを誇り、阪神の2年ぶりリーグ優勝に貢献した。



 国内FA宣言して移籍したのは福谷浩司(中日→日本ハム)、石川柊太(ソフトバンク→ロッテ)、甲斐拓也(ソフトバンク→巨人)、茂木栄五郎(楽天→ヤクルト)の4選手。新天地で活躍した成績を残したかと言われると、疑問符が残る。それでも、甲斐は4月終了時点で打率.316をマークするなど、守備だけでなく、打撃でも貢献。5月までは正捕手として出場していたが、6月以降は岸田行倫と併用になり、オールスター明けは岸田が主戦で出場。甲斐は故障で離脱し、シーズンを終えた。



 海外FA宣言した菅野智之(巨人→オリオールズ)、九里亜蓮(広島→オリックス)の2人は、新天地でも変わらぬ活躍を見せた。メジャーに移籍した菅野は規定投球回には届かなかったが、1年目から10勝をマーク。オリックスへ移籍した九里も広島時代と変わらぬタフネスぶりを発揮し、チームトップの164回1/3、11勝を挙げた。



▼昨オフFA宣言した選手たちの成績



【国内FA】



大山悠輔(内野手/阪神)



24年:130試 率.259 本14 点68



25年:141試 率.264 本13 点75



原口文仁(内野手/阪神)



24年:52試 率.241 本2 点9



25年:16試 率.063 本0 点2



福谷浩司(投手/中日→日本ハム)



24年:8試 3勝1敗1H0S 防3.72



25年:14試 1勝1敗2H0S 防3.77



木下拓哉(捕手/中日)



24年:74試 率.228 本3 点9



25年:38試 率.241 本2 点8



石川柊太(投手/ソフトバンク→ロッテ)



24年:15試 7勝2敗0H0S 防2.56



25年:19試 4勝7敗0H0S 防4.62



甲斐拓也(捕手/ソフトバンク→巨人)



24年:119試 率.256 本5 点43



25年: 68試 率.260 本4 点20



茂木栄五郎(内野手/楽天→ヤクルト)



24年:46試 率.265 本1 点8



25年:53試 率.240 本5 点16



【海外FA宣言選手】



菅野智之(投手/巨人→オリオールズ)



24年:24試 15勝3敗0H0S 防1.67



25年:30試 10勝10敗0H0S 防4.64



九里亜蓮(投手/広島→オリックス)



24年:23試 7勝10敗0H0S 防3.21



25年:25試 11勝8敗0H0S 防2.41

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