オリス「ビッグクラウン プロパイロット」が新世代に。新型の41mmケースや3色のダイヤルバリエーションで登場

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2025年11月21日 14:20  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
オリスは「ビッグクラウン プロパイロット」の新作を発表。径41mmの新設計ケース、3色のダイヤル、改良されたリフトクラスプなど、シリーズを再構築する要素が多く盛り込まれている。



1938年に誕生したオリス初の航空時計「ビッグクラウン ポインターデイト」は、現在でもブランドを形成するアイコニックな存在。「ビッグクラウン プロパイロット」はその歴史を受け継ぎ、航空計器に求められる視認性と操作性を現代的に再構成したシリーズだ。


今回の新作では、プロパイロットのデザイン言語を現代化し、実用時計として完成度を引き上げた。価格はメタルブレスレット仕様が40万7,000円、レザーストラップ仕様が36万8,500円。


ダイヤルのバリエーションは、ブラック/チョークグレー/モスグリーンというの3色展開。自然の質感を思わせるテクスチャーと立体的なダイヤルリングによって奥行きが生まれ、良好な視認性と整った表情をもたらしている。



新作のステンレススチールケースは従来の力強い造形を維持しつつラインを整え、着用時の収まりを改善した。ベゼルはフルーティングタイプを継承し、ジェットエンジンのタービンを思わせる角度で造形されている。



アプライドインデックスはブラッシュ仕上げ。スーパールミノバを塗布した針と合わせて高い判読性を提供する。6時位置には日付窓を配置。針は時・分・秒の3針構成で、ストップセコンドも搭載している。


ステンレススチール製メタルブレスレット、またはスエードレザーストラップとも、プロパイロットシリーズの特徴でもある「リフトクラスプ」を搭載。航空機のシートベルトのバックルを着想とし、新作では面取りを施してより洗練された外観となった。金属ブレスレット装着時は堅牢な印象を、スエードストラップでは落ち着いた柔らかさを生む。



ムーブメントは自動巻き機械式の「オリス キャリバー 733」を搭載。パワーリザーブは約41時間となる。

○生まれ変わった「日常の冒険」



新しい「ビッグクラウン プロパイロット」は、1938年から続くオリスの航空時計の系譜を土台に、設計や造形を見直して現代風にアップデートした。41mmケースの再構築、3色のテクスチャーダイヤル、新しいリフトクラスプなど、機能性と意匠の双方を中心に刷新している。プロパイロットの世界観である“空”や“日常の冒険”を伝える新しい世代のタイムピースといえるだろう。



ブランドが2022年からパートナーシップを結んでいる航空消防チーム「コールソン アビエーション」との関係にも言及。ボーイング737やC-130を操縦し、森林火災の最前線で活動するプロフェッショナルとの協働は、プロパイロットの“空とのつながり”を明確にする。


ケース素材:ステンレススチール

ケースサイズ:径41.00mm×厚さ11.70mm

ダイヤル:ブラック/チョークグレー/モスグリーン

風防:両面ドーム型サファイアクリスタル(内面反射防止加工)

裏ぶた:ステンレススチール、ねじ込み式、ミネラルガラスのシースルーバック

ブレスレット/ストラップ:ステンレススチール製メタルブレスレット(リフトクラスプ)、またはスエードレザーストラップ

防水性能:10気圧

ムーブメント:自動巻き機械式「オリス キャリバー 733」

パワーリザーブ:約41時間(林利明)

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