
全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)は23日、宮城県の松島町文化観光交流館前〜弘進ゴムアスリートパーク仙台の全6区間(42・195キロ)で行われる。2連覇を目指すJP日本郵政グループや2年ぶりの王座奪還を狙う積水化学を中心に今年も白熱したレースが繰り広げられる。各チームの区間エントリーは22日に発表予定。今大会の展望をする。
前回優勝のJP日本郵政グループは、2年連続5度目の優勝を狙う。9月の世界選手権長距離代表の広中璃梨佳や前回6区区間賞の太田琴菜は健在だ。
前回2位から2年ぶりの日本一を目指す積水化学も盤石の布陣。世界陸上マラソン代表の佐藤早也伽を筆頭に同1500メートル代表の木村友香や5000メートル代表の山本有真を擁す。
前回3位のしまむらにはマラソンの安藤友香、同4位のパナソニックには3000メートル障害日本記録保持者の斎藤みう、同5位のエディオンには1万メートルの矢田みくに。10月のプリンセス駅伝10位通過の大塚製薬にはマラソン7位入賞の小林香菜と世界代表勢が在籍している。
1区(7キロ)、3区(10・6キロ)、5区(10キロ)の主要区間を任されれば、代表同士の対決にも注目が集まる一方で、勝負の分岐点にもなる。
|
|
|
|
上位8チームに与えられるシード権(クイーンズ8)の争いも見逃せない。
前回6位の岩谷産業、実力選手がそろう同7位の第一生命グループ、同8位の資生堂はシード死守となるか。
前回9位の雪辱に燃える三井住友海上はプリンセス駅伝を大会新記録で制覇しており、勢いがある。マラソン日本記録保持者の前田穂南を擁す伝統チームの天満屋もシード奪還を狙う。
|
|
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。