福岡が金監督の来季続投を発表 アビスパ福岡は21日、金明輝監督との契約を更新することをクラブ公式サイト上で発表した。
福岡のクラブ公式サイトは「金 明輝 監督 契約更新のお知らせ」と題したリリースを掲載。「アビスパ福岡は、金明輝監督との契約を更新し、明治安田J1百年構想リーグ及び2026/2027シーズンも引き続き トップチームの指揮を執ることで合意しましたので、お知らせいたします」と発表した。
金監督は、1981年5月8日生まれの44歳。2000シーズンにジェフユナイテッド市原(現:ジェフユナイテッド千葉)でプロキャリアを開始すると、J2リーグや日本フットボールリーグ(JFL)のクラブを中心に渡り歩き、2011シーズンをもって現役を引退した。
2012シーズンよりサガン鳥栖のスクールコーチにとして指導キャリアを始めると、以降もU−15コーチおよび監督、U−18監督、トップチーム監督など鳥栖で指揮官を歴任。しかし、2021年12月には選手・スタッフに対するパワーハラスメント問題が発覚。2022年3月には、日本サッカー協会(JFA)からJFA公認S級コーチからJFA公認A級コーチジェネラルへの降級という処分を下された。
2024年12月、福岡は2025シーズンより金監督が新指揮官に就任することを発表。過去のパワーハラスメント問題を受けて一部からは拒絶反応が起こった。2025明治安田J1リーグが始まると、福岡は開幕3連敗からの3連勝とジェットコースターのような滑り出し。第4節から第10節までは6勝1分の好成績を収めたものの、その後も未勝利と無敗を繰り返した。残り2節となった現在はリーグ中位の12位につけている。