【クイーンズ駅伝】マラソン7位入賞小林香菜ら世陸勢多数 ルーキー不破聖衣来はデビューなるか

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2025年11月21日 15:28  日刊スポーツ

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小林香菜(2025年9月撮影)

全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)は23日、宮城県の松島町文化観光交流館前〜弘進ゴムアスリートパーク仙台の全6区間(42・195キロ)で行われる。2連覇を目指すJP日本郵政グループや2年ぶりの王座奪還を狙う積水化学を中心に今年も白熱したレースが繰り広げられる。各チームの区間エントリーは22日に発表予定。今大会の注目選手を紹介する。


最も注目は、9月の世界選手権東京大会を盛り上げた日本代表勢だ。


マラソン7位入賞の小林香菜(大塚製薬)は自身2度目のクイーンズ駅伝を迎える。早大では競走部に所属せず、サークル「早稲田ホノルルマラソン完走会」で活動し、昨年に実業団入り。ルーキーイヤーの前回大会は最長区間3区(10・6キロ)で区間11位だった。19年ドーハ大会7位の谷本観月以来3大会ぶりの入賞を成した快足が杜(もり)の都を駆け抜ける。


1万メートルで日本勢初の2大会連続入賞の広中璃梨佳(JP日本郵政グループ)は3区区間記録保持者(33分4秒)。同種目代表の矢田みくに(エディオン)もチームを勢いづける。


前回2位の積水化学は強力な中長距離トリオがそろっている。1500メートルの木村友香、5000メートルの山本有真、マラソンの佐藤早也伽と出場チーム最多の代表選手を誇る。


3000メートル障害の斎藤みう(パナソニック)は加入1年目で日本代表となり、レースでは日本新記録を樹立。マラソンの安藤友香(しまむら)は前回3区区間9位から巻き返せるか。


国内トップ選手の躍進にも注目だ。マラソン日本記録保持者の前田穂南(天満屋)は2023年は5区区間区間3位。自身2年ぶりのクイーンズ駅伝ではチームのシード奪還に導く。


7月の日本選手権3000メートル障害王者の西山未奈美(三井住友海上)は予選のプリンセス駅伝2区で区間賞を獲得した。


ルーキー勢では今春、拓大から加入した不破聖衣来(同)に期待。予選は補欠に回ったが、1万メートル日本歴代3位の記録を持つ逸材が出走となれば、実業団駅伝デビューとなる。

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