
薄手でもしっかり保温できる「アウター」を探しているなら、裏地に“特別な加工”があるものがおすすめです。
ボアや裏起毛といった定番のあったか素材もありますが、裏地にアルミ加工を施したアウターは、ポカポカとした暖かさが特徴です。
ワークマンでは、この“裏アルミ加工”を採用した「アウター」が複数展開されています。本記事では、その中から厳選した3つのアイテムを紹介します。
●裏アルミとは? シルバーアルミとブラックアルミの比較
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今回紹介するワークマンのアウターは、内側の背中部分にアルミ加工を施したタイプです。
また、加工は「シルバーアルミ」と「ブラックアルミ」の2種類が展開されています。
シルバーアルミは、保温性を高めるヘキサゴン柄のアルミプリントになっており、体温を反射して衣服内を暖かく保つ効果があります。加えて、蒸れを逃がして快適さを保つ機能も備えています。
一方ブラックアルミは、シルバーアルミと比べて約1.5倍の保温力を持つと言われています。シルバーアルミのように光の当たり方でテカテカと反射することが少なく、より落ち着いた見た目なのも特徴です。
どちらのアルミ加工が使用されているかはアイテムごとに異なり、アルミ加工を採用していないアウターも多数あります。
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●おすすめアウター1:ダイヤフリース裏アルミジャケット
「ダイヤフリース裏アルミジャケット」は、ジャケットやベスト、カーディガンなど、複数のデザインが展開されるワークマンの人気シリーズです。
非常に滑らかなフリース素材を使用しており、つい頬に触れたくなるほどの肌触りの良さが魅力。両サイドと胸にポケットを備え、脇下にはストレッチ素材を採用することで、腕を上げやすくなっています。
筆者の夫が使用している写真のモデルは「2024年版」です。
裏アルミ加工において、2024年モデルではシルバーアルミが使用されていましたが、2025年はブラックアルミへ変更され、保温性がさらにアップしています。
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また、2024年モデルと2025年モデルでは、胸ポケットのサイズが小さくなったり、襟裏の生地がダイヤフリースから別生地に変更されたりなど、いくつかの仕様変更が行われています。
機能面に加え、こうしたデザインの変化を比較しながら選ぶのもおすすめです。
サイズはS〜3Lの5種類展開(※1)で、カラーはホワイト、ベージュ、ブラック、紺、ブラウン、モカの6色展開です。公式サイトでの販売価格は1900円です(税込、以下同)(※2)。
●おすすめアウター2:リペアテック 洗えるフュージョンダウン ライトジャケット
「リペアテック 洗えるフュージョンダウン ライトジャケット」(以下、ライトジャケット)は、ワークマンの技術が詰まったライトダウンの1つです。
背中にはブラックアルミによる加工が施され、吸湿発熱による保温効果があります。さらに、生地には針穴がふさがるリペアテック素材を採用しており、ダウンの吹き出しを軽減したり、風の侵入を防いだりする効果もあります。
中わたには、国内のリサイクルフェザーや、吸湿発熱わた素材である「フュージョンダウン+」を使用しています。
暖かいだけでなく、洗濯後に乾きやすい点や、わたの偏りが起きにくい点も特徴。自宅で洗濯しても扱いやすいのが魅力的です。
ライトジャケットは薄手ながら、ブラックアルミやフュージョンダウン+により高い保温性を発揮。専用の収納袋が付属し、持ち運びもスムーズに行えます。
サイズはS〜3Lの5種類展開(※)で、カラーはブラック、カーキグリーン、プルシアンブルー、ブラウンオレンジ(筆者購入品)の4色展開です。公式サイトでの販売価格は2900円です。
●おすすめアウター3:レディースフェイクレザーウォームジャケット
スポーティーなデザインが多いワークマンですが、「レディースフェイクレザーウォームジャケット」(以下、フェイクレザージャケット)は、ファッション性の高いデザインが特徴です。
表地は合成皮革、裏地にはブラックアルミを採用し、薄手ながら背中をしっかり温めてくれる作りとなっています。柔らかいフェイクレザーを採用しており、動きやすいのも魅力です。
首元はやや開きますが、その分フェイスラインがすっきりと見えるデザインに仕上がっています。袖口にはサムホールがあり、手首からの冷気を防ぐことができます。
またフェイクレザーでありながら、ネットに入れれば自宅での洗濯が可能。汚れても簡単に自宅でお手入れできるのがうれしいポイントです。
サイズはM・L・LLの3種類展開で、カラーはグレージュ(筆者購入品)、ブラック、ブラウンの3色展開です。公式サイトでの販売価格は2900円です。
