
元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(56)が22日、カンテレの情報番組「ドっとコネクト」(土曜午前11時20分、正午=関西地区)に生出演。高市早苗首相の台湾有事を巡る答弁の撤回可能性を否定した。
高市首相は7日の衆院予算委員会で、民主党政権時代に外相を務めた立憲民主党の岡田克也元幹事長に、台湾有事が集団的自衛権行使の対象となる「存立危機事態になり得る」と答弁した。この発言に中国が激しく反発。日本への渡航自粛や水産物の輸入禁止など影響が拡大している。
MCの石井亮次アナから「仮の仮の話ですけど、『すんません。一回キャンセル。撤回します』と言ったら、よくないんですか?」と疑問をぶつけられた橋下氏は「それはもう高市政権持たないと思いますよ」と断言した。
橋下氏は、外務省の金井正彰アジア大洋州局長が17日、高市首相答弁をめぐる中国側との協議で北京に向かった際、自身のXに「結局、日本から中国にご説明に伺うのが、今の日本と中国の力関係」「このような実態を無視して、口だけ番長で威勢よく言えるのは、無責任な国会議員、コメンテーター、学者など。力を持つまではキャンキャン騒ぐべからず」などとポスト。970万以上もの反響があった。
これらのポストを引き合いに、「対外的には強気なことを言っておけば拍手喝采になる。僕は力を持てばやってもいいと言っている。今、日本は力がないから控えるべきだと言っただけで、972万人の人が一斉に猛反発してくる。あの状況を見たら、高市さんが撤回するなんて絶対言えない。大支持層だけでなく、無党派層も離れるんじゃないか」と指摘。
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続けて、「ああいう発言を、批判を受けてでも譲歩できるのは世界中でただ一人、トランプさんだけ。譲歩でもいいから、結論をとるんだってやりきるのはトランプさんくらい。後はみんな、批判を恐れて譲歩なんてできない」と話していた。
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