
<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ最終第6戦フィンランド大会>◇22日◇ヘルシンキ・アイスホール◇男子フリー
【ヘルシンキ=松本航】ショートプログラム(SP)7位の山本草太(25=MIXI)は、フリー157・36点の合計238・45点で6位となった。
単発の4回転トーループは転倒したものの、4回転−3回転の連続トーループを決めるなどして得点を上積み。トリプルアクセル(3回転半)−オイラー−3回転サルコーもおり、「ポイントとなるところは決めて、その後のジャンプは決めることができた。そこは良かったかな」。演技後には氷上に座り込み、安堵(あんど)の表情を浮かべた。
9月に腰痛を発症。第2戦中国杯では納得の演技ができずに9位にとどまった。以降もけがは完治せず、加えてぜんそくのような症状が出るなどして「今大会も難しい試合ではあった」と吐露。厳しい状況の中ではあったが「何か希望が見えるようなフリーになったかな」と、活路を見いだした様子。全日本選手権(12月19〜21日、東京・代々木第一体育館)に向けて「出遅れた分、4倍、5倍人より積み重ねて、全日本に合わせていけたら」と、来年2月のミラノ・コルティナ五輪出場が懸かる舞台を見据えた。
優勝は鍵山優真(22=オリエンタルバイオ/中京大)で、合計270・45点だった。
|
|
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。

町田 J1昇格2年目で初のタイトル(写真:TBS NEWS DIG)35

町田 J1昇格2年目で初のタイトル(写真:TBS NEWS DIG)35