【フィギュア】山本草太は6位「希望が見えるようなフリーになったかな」全日本へ照準/フィンランド大会

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2025年11月23日 00:47  日刊スポーツ

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GPフィンランド大会男子フリー 演技する山本草太(撮影・松本航)

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ最終第6戦フィンランド大会>◇22日◇ヘルシンキ・アイスホール◇男子フリー



【ヘルシンキ=松本航】ショートプログラム(SP)7位の山本草太(25=MIXI)は、フリー157・36点の合計238・45点で6位となった。


単発の4回転トーループは転倒したものの、4回転−3回転の連続トーループを決めるなどして得点を上積み。トリプルアクセル(3回転半)−オイラー−3回転サルコーもおり、「ポイントとなるところは決めて、その後のジャンプは決めることができた。そこは良かったかな」。演技後には氷上に座り込み、安堵(あんど)の表情を浮かべた。


9月に腰痛を発症。第2戦中国杯では納得の演技ができずに9位にとどまった。以降もけがは完治せず、加えてぜんそくのような症状が出るなどして「今大会も難しい試合ではあった」と吐露。厳しい状況の中ではあったが「何か希望が見えるようなフリーになったかな」と、活路を見いだした様子。全日本選手権(12月19〜21日、東京・代々木第一体育館)に向けて「出遅れた分、4倍、5倍人より積み重ねて、全日本に合わせていけたら」と、来年2月のミラノ・コルティナ五輪出場が懸かる舞台を見据えた。


優勝は鍵山優真(22=オリエンタルバイオ/中京大)で、合計270・45点だった。

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