クリスタル・パレスが3試合連続クリーンシート プレミアリーグ第12節が22日に開催され、ウルヴァーハンプトンvsクリスタル・パレスが行われた。
インターナショナルマッチウィーク明けの初戦。ここまで4勝5分け2敗の勝ち点17で10位につけるクリスタル・パレスがアウェイで2分け9敗と未勝利で最下位に位置するウルヴスと対戦。ウルヴスはロブ・エドワーズ監督の初陣に。クリスタル・パレスの日本代表MF鎌田大地はボランチの一角で先発出場を果たした。
先にチャンスを手にしたのはクリスタル・パレス。12分、カウンターから攻め込むと、ルーズボールを競り合った中でイスマイラ・サールがダヴィド・メレル・ウォルフェに倒されボックス際でFKを獲得。しかし、このチャンスはゴールには繋がらない。
21分には鎌田がチャンス。背後へのボールが流れた中、ダニエル・ムニョスのクロスがクリアされると、鎌田がボックス内でダイレクトボレー。叩きつけたシュートは枠を捉えたが、GKサム・ジョンストンのセーブに阻まれた。
クリスタル・パレスがポゼッションする中で、ウルヴスはロングボールからのカウンターでゴールに迫る展開に。互いにゴールチャンスを迎えていたが、精度を欠いてしまいスコアレスで試合を折り返した。
後半も一進一退の攻防となった中、63分にスコアが動く。クリスタル・パレスが左コーナーキックを獲得すると、キッカーの鎌田がショートコーナーを選択。ボックス手前からアダム・ウォートンが左足でミドルシュートを放つと、こぼれ球をダニエル・ムニョスが落ち着いて蹴り込み、クリスタル・パレスが先制に成功する。
VARチェックの末にもゴールが認められたクリスタル・パレスは69分にも追加点。相手のクリアボールを鎌田が体に当てて奪うと、ウォートンの縦パスを受けたジェレミ・ピノが右足一閃。鋭いシュートがGKの手を弾いてクロスバーを叩いて決まり、プレミアリーグ初ゴールでリードを2点に広げた。
気の利いた守備とゲームの組み立てで貢献していた鎌田は81分にお役御免。その後はウルヴスがなんとかゴールを目指すも、クリスタル・パレスが落ち着いて守備を固めてゴールを許さず。そのまま試合は終了し、0ー2でクリスタル・パレスが勝利し、リーグ戦3試合連続クリーンシートを達成し暫定4位に浮上。公式戦も5試合負けなしに。一方のウルヴァーハンプトンは開幕からの未勝利が12試合となってしまった。
【スコア】
ウルヴァーハンプトン 0ー2 クリスタル・パレス
【得点者】
0ー1 63分 ダニエル・ムニョス(クリスタル・パレス)
0ー2 69分 ジェレミ・ピノ(クリスタル・パレス)
【動画】10番ピノ、待望のプレミア初ゴールはゴラッソ!
🔥スーパーゴールが決まる🔥#ウォートン から #ピノ に渡ったボールはそのまま美しい軌道でゴールへ!
ピノはこれでリーグ出場10試合目にして初ゴール⚽️
🏆プレミアリーグ 第12節#ウォルヴァーハンプトンv #クリスタル・パレス
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