約26カ月ぶりの実戦復帰!…ポール・ポグバが喜びを口に「僕にとってサッカーはまだ終わっていない」 今年6月にモナコ加入

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2025年11月23日 08:22  サッカーキング

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実戦復帰を果たしたポグバ [写真]=Getty Images
 モナコに所属するフランス代表MFポール・ポグバが、22日に行われたレンヌ戦で811日ぶりとなる実戦復帰を果たした。22日、同選手のコメントをフランス『RMC』が伝えている。

 リーグ・アン第13節が22日に行われ、モナコはアウェイでレンヌと対戦した。試合は20分、48分と立て続けにモナコが失点し、66分には主将のデニス・ザカリアが退場。その後、モナコの4点ビハインドで迎えた85分、ママドゥ・クリバリに代わってポグバが途中出場。モナコのサポーター、そしてレンヌのサポーターからもスタンディングオベーションで迎えられながら、約26カ月ぶりとなる実戦復帰を果たした。なお、試合は1−4でモナコが敗北。日本代表MF南野拓実は61分から途中出場した。

 試合後、ポグバは「試合に負けてしまったのは残念だ。復帰戦ではあるけど、僕はモナコの選手であり、負けるのは嫌いだ」と悔しさを口にしつつ、サポーターからの歓迎には「感動したよ。観客が立ち上がって拍手をしてくれるなんて、予想していなかった。僕を応援してくれたみんなに心から感謝している」と感謝を述べた。

 そして、ポグバは自身のプレーについて「感覚はよかった。チームにいいエネルギーをもたらし、失点せず、楽しむことを考えていた」とコメント。「世界で1番好きなサッカーに戻ってくることができてホッとしているよ」と、実戦復帰を果たした喜びを語った。

 また、来年6月のFIFAワールドカップ26への出場について問われると、「それはまだ先のことだ。まずはチームに貢献するために、コンディションを整えることに集中している。もしモナコでいいプレーを見せることができなかったら、フランス代表のことは諦めるしかない」と答え、「僕はチャレンジャーであり、僕にとってサッカーはまだ終わっていない。これからも努力を続けるよ。悪魔が頭の中で『もう終わりだ』とささやくときもあった。でも神様はいる。僕は自分のことを信じている」と、今後への意欲を力強く語った。

 現在32歳のポグバは2023−24シーズン、セリエA開幕戦後に行われたドーピング検査で陽性となり、昨年2月にイタリア反ドーピング機構(NADO)から「4年」の出場停止処分が下された。その後、スポーツ仲裁裁判所(CAS)がドーピング物質を誤って摂取したというポグバの訴えを認め、出場停止期間は「18カ月」に軽減された。それでも、ポグバは2024年11月にユヴェントスを退団。半年以上に及ぶ無所属期間を経て、今年6月にモナコへ加入した。


【動画】ポール・ポグバが遂に実戦復帰! レンヌvsモナコ



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