【ラグビー】慶大102回目の「早慶戦」勝利ならず 前戦は「慶明戦」で“勘違い”敗戦

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2025年11月23日 16:22  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

早大対慶大 前半、トライを決め雄たけびをあげる早大フッカーの清水(右)(撮影・垰建太)

<関東大学ラグビー対抗戦:慶大21−49早大>◇23日◇東京・秩父宮ラグビー場



慶応大(慶大)が、102回目の「早慶戦」で敗れた。


昨季王者の早稲田大(早大)との伝統の定期戦は21−49。通算成績は慶大の20勝75敗7分けとなった。今季対抗戦は3勝3敗で、勝ち点20のまま。


前半で5トライを奪われた。6分に先制点を許したが、16分に右から左に展開し、中野誠章(2年=桐蔭学園)のトライで反撃。しかしラインアウトからのモールなどで攻め込まれる場面が続き、7−35で前半を折り返した。


後半は防御で耐え、20分に途中出場の石垣慎之介(4年=慶応志木)が左でフリーでパスを受けてトライ。7分後には、パスカットから田村優太郎(2年=茗渓学園)が70メートルを走りきりトライを挙げたが、28点差で敗れた。


2日に行われた前戦の明治大との「慶明戦」では22−24で惜敗。主将のCTB今野椋平(4年=桐蔭学園)が2点負けている状況で「勝っていると思った」と“勘違い”でボールを蹴り出してしまい、試合終了。試合後には「僕だけの責任」などと背負っていた。3週間後の試合も善戦したものの、4勝目を手にすることはできなかった。


次戦は30日、埼玉・熊谷ラグビー場で帝京大との最終戦に臨む。


◆対抗戦上位成績(23日時点)


<1>早大 勝ち点32(5勝1敗)※残りは12月7日明大戦


<2>明大 勝ち点30(5勝1敗)※残りは12月7日早大戦


<3>筑波大 勝ち点28(5勝1敗)※残りは12月6日青山学院大戦


<4>帝京大 勝ち点27(4勝2敗)※残りは30日慶大戦


<5>慶大 勝ち点20(3勝2敗)※残りは30日帝京大戦


※勝ち点は勝ち=5、引き分け=3、負け=1、不戦勝=6、不戦敗=0、不成立=3。ボーナス点は「7点差以内の負け」「3トライ差以上での勝ち」で各1

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