
パリオリンピック(五輪)レスリング女子53キロ級金メダルの藤波朱理(22=日体大)が23日、都内で行われた第7回東日本大学女子リーグ戦STIカップ(東京都レスリング協会主管、日刊スポーツホールディングス後援)で、神奈川大戦と決勝の育英大戦に出場した。相手選手を圧倒し、公式戦通算連勝147勝を達成。日刊スポーツ賞を受賞した。
藤波は先月末、株式会社レスターへの入社を発表。父で現日体大レスリング部コーチの藤波俊一氏も、同社の監督・コーチとして就任する見通しだ。藤波親子は今後も母校・日体大道場を拠点に練習を続け、「28年ロサンゼルス五輪での優勝を目指して挑む」と力強く語った。
俊一コーチは、10月26日までセルビアで開催されたU23世界選手権を振り返り、「57キロ級での挑戦だったが、フィジカル強化で着実に力がついたことが勝因」と手応え十分。コーチやトレーナーが加わったチーム朱里で「アジア大会、そしてロス五輪を取りに行く」と拳を握り、さらなる飛躍を誓った。
大会は日体大が優勝。2位が育英大、3位が神奈川大。ほかに法政大、日大、東洋大が出場した。大会は今回から、これまでの3階級制から体重別5階級制へと拡大。参加校は昨年から1校増え、6大学での大学対抗戦となった。
ロス五輪金を目標とする清岡もえ(育英大)は優勝決定戦で弓矢紗希(日体大)に9−0と圧勝した。
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