安青錦が逆転で初賜杯!豊昇龍を優勝決定戦で撃破、ウクライナ出身力士で初、大関に前進【大相撲九州場所】

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2025年11月23日 18:21  TBS NEWS DIG

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■大相撲九州場所 千秋楽(23日、福岡国際センター)

新関脇の安青錦(21、安治川)が優勝決定戦で横綱・豊昇龍(26、立浪)を送り投げで下し、初優勝を果たした。ウクライナ出身力士としては初の賜杯を手にした。成績は12勝3敗。

23年9月場所の初土俵から14場所での初優勝は、年6場所制になって、24年春場所で優勝した尊富士の10場所に次ぐ史上2番目の早さ(付出は除く)。

14日目を終えて11勝3敗で豊昇龍、大の里(25、二所ノ関)の両横綱、安青錦の3人が並んでいたが、千秋楽当日に大の里が左肩鎖関節脱臼の診断を受け、無念の休場を発表。

結びの一番で豊昇龍と大の里が対戦する予定だったが豊昇龍の不戦勝。この日、千秋楽はこれより三役の前に、大の里の休場が場内にアナウンスされ、豊昇龍が花道から土俵に上がり、勝ち名のりを受けた。

安青錦は本割で大関・琴櫻(28、佐渡ヶ嶽)を相手に低く当たって右の下手を取り内無双で勝利。これで豊昇龍と安青錦が12勝3敗で並び、優勝決定戦が行われた。安青錦は前日に豊昇龍を押し出しで下して優勝争いに残り、その勢いのまま決定戦でも過去3度勝利している豊昇龍を立ち合いから激しく当たり、後ろに回りこむような態勢から送り投げで撃破。新関脇の場所で悲願の初優勝を果たした。

安青錦は3月の新入幕から4場所連続の11勝。今場所は12勝で初Vを達成し、来場所の大関昇進の可能性が高まってきた。また、今場所の三賞は安青錦が殊勲賞と技能賞(3度目)のW受賞。敢闘賞が一山本(32、放駒)と霧島(29、音羽山)。義ノ富士(24、伊勢ヶ濱)が2度目の技能賞を手にした。

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  • ザンギエフとエドモンド本田を足して2で割った様に感じる。おめでとうございます。
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