
秋が深まってきた今日このごろ、冷えた体を温めるのにぴったりなのが「鍋料理」。いろいろな材料を入れて作るシンプルな寄せ鍋や水炊きのほかにも、日本各地にはそれぞれの「ご当地鍋料理」もありますよね。出身の地域のものや、旅行先で食べておいしかったものなど、料理のレパートリーに加えているという人もいるのではないでしょうか。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、北海道・東北地方在住者を対象に「鍋がまじでうまい都道府県はどこ?」というテーマでアンケートを実施しました。
北海道・東北地方に住む人から「鍋がまじでうまい」と支持を集めた都道府県はどこだったのでしょうか。ランキングを見ていきましょう。
第2位は「秋田県」で、得票率は18.6%でした。東北地方の日本海側に位置する秋田県は、海や山、川といった大自然に恵まれていることから、さまざまな農林水産物が作られている地域です。そんな秋田県を代表する鍋料理といえば「きりたんぽ鍋」でしょう。農林水産省の「うちの郷土料理〜次世代に伝えたい大切な味〜」にも選定されており、発祥の地は現在の大館市や鹿角市とされています。
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硬めに炊いた米で作った「たんぽ(短穂、短い穂のこと)」を切って入れることから「きりたんぽ」の名がついたとされており、新米が収穫される時期に作られていました。かつては比内鶏を使って作っていましたが、国の天然記念物になったことから、現在では「比内地鶏」を使った料理が普及しており、冠婚葬祭の際にもふるまわれているそうです。
第1位は「北海道」で、得票率は27.3%でした。四方を海で囲まれている北海道は、新鮮な海産物が豊富に穫れることでもよく知られています。そんな北海道の郷土料理の一つとして農林水産省の「うちの郷土料理〜次世代に伝えたい大切な味〜」にも選ばれているのが「石狩鍋」です。その名前の通り石狩地方に伝承され、北海道を代表する郷土料理となっています。
石狩地方では古くからサケ漁が盛んに行われており、大量を祝う際に漁師たちがご褒美として食べていたそうです。石狩鍋は体が温まるようにみそが使われ、寒い時期に食べるのにぴったりの一品。昆布のだし汁の中に、ぶつ切りしたサケの身とあらのほか、野菜を入れてみそで味をととのえ、さんしょうをふりかけます。現在では定番の家庭料理として、いくらをのせたり、バターを入れたりとさまざまな食べ方がされているそうです。
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