
ラグビー日本代表(世界ランク13位)のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(65)が来季も続投する方針となった。
24日、欧州遠征「リポビタンDツアー2025」から帰国し、羽田空港で25年シーズン総括会見が行われ、永友洋司チームディレクター(TD)が来季に向けて「当然準備は進めている」と明かした。
第2次政権初年度はテストマッチ4勝7敗で、2季目の今季は5勝6敗。今秋のテストマッチでは、22日のジョージア戦(同11位)の1勝のみにとどまった。同1位の南アフリカや同4位アイルランドには大敗し、世界トップ4との差は「依然として大きいと感じた」と厳しく評価。一方で「その差を実際に体感できた。チーム全体が国際基準で何を改善すべきか明確にできたのは大きな財産」と振り返った。
土田雅人会長とは毎試合後にレビューを実施。「目指すラグビーは間違っていない」として、来季に向けて準備を進める方針を固めた。
永友TDは「来年に向けて何を上積みするか話をしている。私からはこの体制で行きたいと話をしている。こちらの意見としてはそう伝えている」と明かした。
|
|
|
|
2年後にはW杯オーストラリア大会が迫る。欧州遠征中に個別ミーティングを実施し「エディーが求める人員が、来年は固まりつつある」と告白。現在はアタックコーチが不在となっているが「候補は挙がっている。これから交渉を始める」と明かした。
ジョーンズHCは、コーチの人選について「日本語をしゃべれるコーチがいい。コミュニケーションも大事。アタックのニュアンスが伝わるように日本語をしゃべれる人が必要」と要望した。
|
|
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。