
材料のほとんどを自分たちで調達して作っている薪棚に竹屋根を付け、仕上げていく様子がYouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で8万6000回以上再生され、「オシャレです」「完成お疲れ様でした」といったコメントが寄せられています。
動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「古民家きみ子」のきみ子さん。高知県にある築150年以上の古民家を購入し、夫・ハム太さん、2人の子どもと一緒にセルフリノベーションする様子を2022年から発信しています。
以前はボロボロで倒壊寸前だった小屋を減築し、小さな倉庫へと作り替える様子を紹介しました。今回は自分たちで整地を行い、山から切り出してきた木材を使って作っている薪棚の「竹屋根」を完成させるところを見せてくれるようです。
動画は畑にたっぷりと生えている雑草を、草刈り機と手作業で取り除くところからスタート。続けて畑を拡張するために枯草を粉砕し、耕せるようにする作業も行っていきます。
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実は今後も開墾する予定の土地があること、大規模家庭菜園を目指していることから、現在の人力中心から機械を使った開墾へと移行したいと考えているのだとか。畑を耕すだけでなく、アタッチメントを変えればうね立て、サツマイモ掘り、草刈りにも流用できるため、トラクターを購入するか検討しているそうです。
その後は先日から取り組んでいる、薪棚の「竹屋根」作りの続きをすることに。この薪棚に使われている木材は山から、竹は竹藪から自分たちで調達し、整えたものを使っています。
現状の薪棚は全体の5分の1ほど竹を取り付けてある状態ですが、ハム太さんはどうにも並べてある竹と竹の隙間が気になる様子。そこで今日は隙間が開かないような組み合わせで、竹を重ねていこうと考えているようです。
2人は雑談をしながら協力して竹を持ち上げては組み合わせ、ビスを打って固定していきます。黙々と作業を続け、順調に進んでいると思いきや……ふと気付くと、梁の木材が一部下がっていました。どうやら上に乗せた竹の重さと、作業をするために乗っていたハム太さんの重さが加わって、しなってしまったようです。
気を取り直してスクランブルした箇所の木材をチェーンソーで切り、番線を張りなおすことに。なお現在作業をしている場所は通りからばっちり見えるため、道を通る人の多くが手を振ってくれたそうです。そんな温かなご近所の方にも見守られつつ、2人はひたすら作業を進めていきます。
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その後は中央、南北方向に筋交いを入れる作業に突入。木材を切ったり削ったり、試行錯誤しながら力を合わせて作業を進めていって……無事に筋交いが入ったところで、この日の業務を終了することにしたのでした。
その後はいよいよ、竹屋根の仕上げに取り掛かることに。この日も変わらず2人で協力しながら竹を持ち上げては組み合わせ、ビスを打ってと黙々と作業を続けていくと……ついに立派な竹屋根が完成したのでした。
並べた竹の端がまっすぐになっていないことや、最初の方に並べた竹に隙間を作りすぎてしまったことが少々気になるものの、とりあえずこれで完成とすることに。
無事に竹屋根は完成したものの、本体である薪棚が未完成なので、次は薪棚を完成させたいとのこと。薪棚が完成したらどんな感じになるのか、今から楽しみですね。
動画には、「古民家にこんな素敵な竹屋根があるなんて、見ていてワクワクしました」「和テイストオシャレです」「本当にお二人は、仲がいいですね。うらやましい限りです」「竹屋根完成お疲れ様でした」「何か竹屋根の下で和菓子を用意してお茶したくなる雰囲気ですね〜」といったコメントが寄せられていました。
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なお後日、試行錯誤の末に薪棚が完成した様子が公開されました。大量の薪が積んである光景は感動ものです。
きみ子さん一家の片付けやDIYの様子は、YouTubeチャンネル「古民家きみ子」で公開中。また、家の畑で収穫した野菜はネットショップ「BASE」で不定期販売しています。
動画提供:YouTubeチャンネル「古民家きみ子」
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