ママスタ
みなさんは家にセールスが来たら、どのように対応しますか? 必要以上に冷たくすることはありませんが、自分にとっていらないものであればハッキリと拒否の意思を示すことも大切でしょう。しかしその姿勢が非難の的になってしまうこともあるようです。
『旦那と娘から「セールスに対して冷たい」と責められました』
家にセールスが来たときに、簡潔に「大丈夫です」と断った投稿者さん。するとその様子を見た旦那さんと小学3年生の娘さんから「そんな冷たく対応しなくてもいいのに」と非難めいた声をかけられてしまいました。投稿者さんは「セールスに優しく対応する必要はないでしょ」と反論。すると旦那さんから「普段、娘に対して『人には優しくしなさい』って言ってるのに、あの対応はどうかと思う。今のはない」とさらに責められてしまったのだそう。味方であるはずの家族から理不尽に責め立てられた投稿者さんは怒りが爆発してしまったようです。投稿者さんとしては「頼んでもないセールスに優しく対応する必要はないのに、どうして私が悪く言われないといけないの?」とモヤモヤしているのですね。
自分にとって必要がないものだったら、断るべきだよね
『セールスなんて興味ないなら、話を聞く時間が無駄だよね』
『セールスは「買う可能性がある」と感じるとしつこくなる。営業さんは余計な時間もエネルギーも使う。だから最初から「買わない」という意思表示をハッキリするのが親切だと思う』
ママたちからは投稿者さんの肩をもつ声が聞こえてきました。興味があるものであればまだしも、そうでなければ「いりません」と断ることも必要でしょう。双方にとって無駄な時間を過ごさないためにも、こちらの意思を表示するのはおかしいことではないと考えられたようです。キッパリと断ることはある意味で「親切」ということですね。
私たちもハッキリ断ります!
『私も「話を聞く気ありませんオーラ」出しまくり。あちらにも時間が無駄にならなくていいよね』
『悪徳セールスもいるし、私も投稿者さんみたいな対応してるよ。優しくなんてしたらセールスはつけあがる』
『ウチなんてセールスだとわかった瞬間、インターホンガチャ切りだけどね。こっちが気をつかう必要はないよ』
投稿者さんと同じように、興味のないセールスはすぐに断ってしまうという方も。あまり疑いたくはないことですが、世の中には悪徳セールスや詐欺集団がいることも事実です。不利益を被らないためにも「必要ない」と判断した段階で断ってしまうのは、決して悪いことではありません。
子どもはともかく…旦那さんは危機感がなさすぎる
『旦那さん、いつもそんなのほほんとしてるの? そのうち詐欺に引っかかりそう』
『旦那さん、ただの八方美人なだけじゃん。「人に丁寧に対応する」のはいいことだけど、相手を選ばないと』
『旦那さんって危機感のない八方美人だね。詐欺に引っかかったり、口説かれていらないものを買わされそう。プラス優しくて心が広い人アピールしてる? って思っちゃった。娘さんはともかくとして、旦那さんはどんだけ世間知らずなんだ』
ママたちの怒りの矛先は、旦那さんに向けられました。「もっと危機感をもってほしい」と呆れたような声が集まったようですね。娘さんはまだ小学3年生ですから、純粋に「人には優しくしないといけないのに」と思ってしまっても仕方がないでしょう。たとえその相手が悪徳セールスだったとしても、です。しかし言うまでもありませんが、旦那さんは投稿者さんと同じようにしっかりとした大人。「セールスの人にもっと優しくしてあげたらいいのに」なんてひと言は、あまりにも無防備で世間知らずだとジャッジされてしまいました。
もちろんセールスの人に丁寧な言葉で対応するのは悪いことではありません。しかし興味もないのにむやみに話を聞く必要はありません。それなのに旦那さんの価値観を実際に応対した投稿者さんに押しつけるのはおかしいということなのでしょうね。
娘さんには知らない人への対応をきちんと教えたほうがいいよ
『優しげに返答しただけでストーキングされたり、家に押し入られたりなんて珍しい話じゃない。宅配の受け取りやインターホンの対応など、細部にわたって意識させないと危ないよ』
『娘さんには「相手と場合によっては対応を変えなくてはならない」ことについて、しっかり話すきっかけになったと思うことにしたらいいよ』
娘さんに対して言及する声も。しかしそれは「怒り」ではなく「親視点の心配」でした。ストーキングや押し入りなど怖い犯罪があるのは事実ですし、いまのうちから娘さんに「自分の身を守るための方法」を教えておくのは悪いことではないでしょう。今回の件をきっかけに、知らない人への対応について話し合ってみるのはどうでしょうか。
家族から非難を受けてしまった投稿者さん。投稿者さんとしては家族を守るための簡潔な応対だったのに、ショックだったのではないでしょうか。しかし今回の件は、旦那さんはともかく娘さんに対しては、「知らない人との距離感」を測るいいきっかけになりそうです。しっかりと話をすれば、娘さんもわかってくれるかもしれませんね。
文・motte 編集・いけがみもえ イラスト・猫田カヨ
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