
「定期預金を選ぶとき、満期が半年と1年だったらどっちを選ぶ?」
定期預金の満期は、使う予定の有無、余力の有無で選ぶとよい!
定期預金は、その名の通り一定期間お金を預け入れる金融商品で、預け入れ期間後にあらかじめ決められた金利が得られる仕組みになっています。そのため、預入期間中に解約してしまうと、所定の金利が得られなくなってしまいます。
満期が半年か1年か迷ったときには、預けたお金を使う予定があるのか、使う予定があっても金銭的な余力があるのか?を基準に決めるとよいでしょう。
使う予定がないなら、金利の高い方を選ぶ
同じ金利でなければ、半年でも1年でも金利が高い方=最終的に得られる利息が多い方を選ぶのが得策です。|
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一般には、
「金利が上昇局面のときは変動金利」
「金利が下降局面のときは固定金利」
がよいといわれています。
使う予定がなく、金利が上昇局面だと判断したなら、満期期間よりも変動金利の商品を選ぶとよいでしょう。
反対に下降局面にあると判断したなら、固定金利の商品を選ぶと安心です。
同じ金利であり、金利が上昇局面のときには、他の商品に預け替えしやすいよう短期間の半年を。反対に下降局面のときには、少しでも長く高金利を得られるよう1年を選ぶとよいでしょう。
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使う予定があるなら、予定に合わせて預入期間を選ぶ
預けたお金を使う予定が決まっている場合は、使うタイミングに合わせて半年か1年を選ぶとよいでしょう。このとき、重要なのは、満期日を「使う予定日の前」に設定することです。
例えば1年後にお金が必要なのに、満期日が必要日より後であれば意味がありません。その場合は、半年満期を選ぶようにします。
ただし、金銭的な余裕がある場合は、満期日をあまり気にせず預け入れてもよいでしょう。満期が半年か1年か迷うこともあると思いますが、ここで述べた内容を参考に選んでみてください。
文:飯田 道子(ファイナンシャルプランナー)
金融機関勤務を経てFP(CFP、1級FP技能士)を取得。独立系FPとして、各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などを行っている。金運アップやポジティブお金など、カラーセラピーと数秘術を取り入れたアドバイスも得意。
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