
福井県の杉本達治知事は、職員に送ったテキストメッセージをめぐり、セクシュアルハラスメントの通報を受けたことの責任を取りたいとして、辞職する意向を明らかにしました。
杉本知事は、25日午後4時から県庁で臨時の記者会見を開きました。
杉本知事は今年4月下旬、県職員に「不適切な内容のメッセージ」を送ったとして、セクハラの通報を受けていました。
外部の弁護士からなる特別調査委員が県職員への調査を進めていて、年明けに報告書が公表される予定です。
杉本知事は来年度予算案の編成など、県政の混乱を少しでも抑えて、新しい体制で県政を再始動してもらうため、知事の職を辞することを決意したと述べました。そのうえで、「わたくしの言動により、深く傷ついておられる方々に深くお詫び申し上げます」と謝罪しました。
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杉本知事は岐阜県出身の63歳。2019年の知事選で初当選し、現在2期目でした。
