
ソフトバンク牧原大成内野手(33)がプロ15年目で初めて二塁手のベストナインを受賞した。今季は125試合に出場し、打率3割4厘で育成選手としてはプロ野球史上初となるリーグ首位打者のタイトル奪取。さらに初のゴールデングラブ賞も手にし受賞ラッシュとなった。
内外野をこなせるユーティリティー性が高い素質から「ジョーカー」とも呼ばれた男は、さらに自慢の打撃に磨きをかけてチームのけん引役となる。
牧原大はベストナイン受賞に、球団を通じて喜びのコメントを寄せた。「(ベストナインに)選んでいただいてうれしく思います。まず、1年間支えてくれた家族に感謝したいです」。今季は開幕から「二塁手1本」を誓ってスタート。チーム内の故障禍もあって、中堅、右翼、左翼とすべての外野ポジションもカバーするなど、存在感を見せつけた。悲願のリーグ連覇&日本一奪回に向け、最後まで献身性も失わなかった。
積極的な打撃スタイルは牧原大の代名詞でもある。今季、初球の打撃成績は90打数33安打、打率3割6分7厘と驚異的。3球目まですべて打率3割を超えた。 シーズン正念場となる8月には24試合でリーグトップの37安打を放つなど打率3割8分5厘の高数字で初の月間MVPにも輝いた。8月17日のロッテ戦(みずほペイペイドーム)では0−0の9回裏にサヨナラ打を放ち、チームを勢いづけた。「今後も(ベストナインは)狙っていきたい賞でもあるので、来年も選んでもらえるように1年間、頑張っていきたいと思います」とさらなる飛躍を誓っていた。
▽ソフトバンク・モイネロ 「初めて選んでいただいてとてもうれしく、光栄に思います。今後も選ばれるように引き続き頑張っていきたいと思います」
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▽ソフトバンク柳町 「初めてこのような賞を取れた事は、1年間頑張ってきた証でもあるので、大変うれしく思います。また来年も取れるように、1年間、がむしゃらに頑張りたいと思います」
▽ソフトバンク周東 「2年連続でこの賞を取ることができて本当にうれしいです。来シーズンは1年通して、グラウンドに立ってプレーし、3年連続で選んでもらえるように頑張ります」
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