「筋肉の質感は父レイデオロにそっくり」 馬体派記者がジャパンCでイチオシする一頭とは

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2025年11月25日 20:45  netkeiba

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サンライズアース(11月20日撮影、(c)netkeiba)
 元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が24日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。30日(日)に東京競馬場で行われるジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m)出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。

 田井氏は京都大賞典2着のサンライズアース(牡4、栗東・石坂公一厩舎)を1番手に推した。同馬は「極端に暑さに弱い」と指摘し、「昨年はダービー後に年内全休を余儀なくされ、今年も天皇賞(春)から京都大賞典まで5カ月の間隔をあけている」と解説。「前回は夏場の猛暑が大きく影響した」とし、「調教の時計、内容を見ても、今回は明らかに良化している」と述べた。

 続けて、「立ち姿も前走時とは別馬で、筋肉の張りの次元が違う」と絶賛。「臀部の輪郭は一回りどころか三回りぐらい大きくなりましたし、キック力を司る半腱半膜様筋、大腿二頭筋はバキバキにその存在感を主張している。その質感は父レイデオロにそっくり」とGI・2勝の名馬を例に挙げて褒めちぎった。毛ヅヤに関しては「陽光を直接浴びているので、鵜呑みにはできないが」と前置きしつつも、「トレセンで間近に馬が歩いているのを見ても、前走時とは一線を画した活気、肢体の光沢感があることは間違いない」と太鼓判を押した。

 天皇賞(春)は4着に敗れているが、「530kg前後の巨漢で、後肢もスラッと真っ直ぐ伸びた直飛の構造。高低差が大きな京都外回りでパフォーマンスを落とすのは仕方なく、この馬本来のポテンシャルは、圧勝した阪神大賞典に発現している」と改めて能力を評価。「東京2400mならば、自分のリズムで走れば他の追随を許すことはない」とGI初制覇に期待をかけた。

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