
ママ友たちが遊びに来たその日の夜。夫のショックを受けた表情に、私は申し訳なさでいっぱいになりました。私は専業主婦なので、このソファは夫のお金で買ったものです。もっと慎重に扱うべきだったと後悔ばかりです。
夫の反応はもっともだと思いましたが、今回は自分にも非がありましたし、自分から後日請求するのも気まずいです。夫には申し訳ないのですが、今回の件はもう諦めることにしました。しかし……その後、アサミさんを許せなくなるような事実を私は知ってしまったのです。
後日、ルリコさんとサキさんが私の元へ来て、ソファのクリーニング代を渡してくれました。2人は何もしていないのに、「子どもをちゃんと見ていなかった私たちにも責任はある」と言ってくれたのです。ただ私は、この場にアサミさんがいないことを不思議に思いました。
ルリコさんとサキさんから、アサミさんのことを聞いて驚きました。もちろんアサミさんに弁償しろと言うつもりはありません。しかし関係のないルリコさんとサキさんに弁償を肩代わりさせておきながら、自分は返事もロクにしないというのは人としていかがなものなのでしょう……。
後日、他のママ友と話しているとき、アサミさん親子についての話題になりました。そこで他のママ友もアサミさん親子とトラブルがあったことを知り、私も先日の一件について話しました。
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このママ友に話したことは、あっという間に広まってしまいました。アサミさん親子は幼稚園で浮いた存在となり、他のママ友の家にも呼んでもらえなくなったようです。
私にも落ち度があるので、少し厳しいかなとも思いましたが、もうこれ以上、同じような思いをするママが増えてほしくないというのが正直なところです。
そして、もしできることなら、アサミさんがそのことに気づいて変わり、リクくんがまたお友だちと楽しく過ごせる環境に戻ってほしいと願っています。
原案・ママスタ 脚本・ふみまる 作画・梅蔵うめ 編集・海田あと
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