
4階インターナショナルブティック イメージ
Image by: そごう・西部
リニューアルを進めている西武池袋本店が、11月28日から12月にかけて、ラグジュアリーブランドやジュエリー、ウォッチブランドを展開する5フロアを順次オープンする。今回は新規出店18ショップを含む47ショップが対象。玄関口となる1階フロアはフレグランスにフォーカスしたスペースを設け、関東最大級の300平方メートルの面積に世界的メゾンからトップトレンドブランドまで取り揃える。
西武池袋本店は「INCLUSION」をテーマに大規模改装を実施。現代の多様で柔軟な時代性に合わせ、「婦人」と「紳士」両方のカテゴリーを同一のショップ内で展開するブランドをメインに展開している。今年7月に3階コスメティックスフロアを、9月には地下1、2階の「デパチカ」をオープンした。
1階は5つの大型インターナショナルブティックと10のフレグランスブティックが出店。フレグランスのスペースでは「アクア ディ パルマ(ACQUA DI PARMA)」やメゾン マルジェラ「レプリカ」フレグランス、「バイレード(BYREDO)」「ロエベ パルファム(LOEWE Perfumes)」などが揃う。なお、本館1階は現在営業中の「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が構えており、そのほかの大型インターナショナルブティックについては後日公表される見通し。
2階のフロアは、8つの大型インターナショナルブティックで構成。今回のオープンでは、「セリーヌ(CELINE)」「ロエベ(LOEWE)」「リモワ(RIMOWA)」「グッチ(GUCCI)」の4ショップが出店する。
4階のフロアには16のショップ・カフェが出店する予定で、「バーバリー(BURBERRY)」や「メゾン マルジェラ(Maison Margiela)」「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」などのほか、西武池袋本店初出店となる「サンローラン(SAINT LAURENT)」「バレンシアガ(BALENCIAGA)」「ヴァレクストラ(Valextra)」「ベルルッティ(Berluti)」が連ねる。
5階は「ブシュロン(BOUCHERON)」「フレッド(FRED)」「ティファニー(Tiffany & Co.)」「ショパール(Chopard)」「タグ・ホイヤー(TAG Heuer)」といったジュエリーとウォッチブランドが並ぶ予定。パリのヴァンドーム広場を思わせるような、ワールドクラスのハイエンドジュエリー&ウォッチ23ショップが集結するという。
6階は「コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)」「シーエフシーエル(CFCL)」など世界で支持される国内発モードファッションをはじめ、「エトロ(ETRO)」「アクリス(AKRIS)」「ヴェルサーチェ(VERSACE)」「メゾン キツネ(Maison Kitsuné)」「ワイスリー(Y-3)」「BAPE STORE®」など、幅広い最旬ファッション16ショップで構成する。
なお、約50年間にわたり西武池袋本店と取引をしてきた「エルメス(HERMÈS)」は今年8月末に閉店しているが、パフューム&ビューティに特化したブティック「エルメス・イン・カラー(Hermès in Colors)」は今年9月から3階のコスメティックスフロアに出店している。