
広島大瀬良大地投手(34)が26日、マツダスタジアムで現状維持の2億円で契約を更改した。2年契約の最終年となる来季、15年まで広島でともにプレーした前田が11年ぶりに日本球界に復帰する。自主トレも15年1月から3年連続でともにした先輩の復帰に「実現するのはそう簡単なことではないですけど、僕も来年13年目になるので、マエケンさんがいなくなってから、ここまで成長しましたよ、というのを実際に見てもらえたら。投げ合って勝てたら最高だなと思います」と対戦を熱望した。
球団からも、今季2桁勝利なしに終わった投手陣を引っ張って行く役割が期待されている。「ちゃんと結果で示していけるように。僕が先頭に立ってやっていけるようにやっていかなきゃいけない」。10月3日に手術した右肘は順調に回復。すでに20メートルの投球を再開し、2月1日のキャンプインまでにはブルペン投球を再開できる見込みだ。
自身4度目の手術に不安視する声も聞こえる。ただ、万全を期すために選択した決断だった。結果で示すしかない。「結果が伴わなければ“もうきついな”と思われるだろうし、しっかりとした数字を残せれば“あの体でもまだやれるんだ”と周りも見てくれると思う。僕はまだまだやれると思っている。手術はしない方がいいに決まっているんですけど、そうもいかない人たちもいる。そういう人たちの道しるべじゃないですけど、そう勝手に考えながらやっていきたい」。11年ぶりにマエケンが日本球界に帰ってくる来季、大瀬良も完全復活を印象づけるシーズンと位置づける。【前原淳】
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