
人通りの多い場所で故意に体当たりをしてくる「ぶつかりおじさん」。被害の大小はさておき、その衝撃は何年経っても忘れられないものだ。
大阪府の男性(70歳〜)は、今から10年ほど前に遭遇した不快な出来事を振り返った。相手は「30歳程度のサラリーマン風の男」だったという。(文:湊真智人)
「かなりの衝撃で肩と肩がまともにぶつかった」
現場は昼過ぎの繁華街で、道幅は約3メートルと充分にあった。そこへ投稿者の前方から歩いてきたのが例の男だ。「身長175センチほどの瘦せ型」で、歩きスマホをしていたという。
道幅を考慮しても「互いにほんの少し肩をずらすだけで、スンナリすれ違えられる」と投思い、実際に避けようとした。しかし相手の男は「違った」という。
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「かなりの衝撃で肩と肩がまともにぶつかった。その男は肩をずらす動作をしなかった」
そのまま突き進むとは、なんとも横柄な態度だ。投稿者も不意な激突に動揺したに違いない。だがこの激突のほんの直前、投稿者はある予感を抱いたと明かす。
「実は以前にも一度同じようなことがあり、この男のことを微かに覚えていて、『ひょっとしてぶつかりおじさん?』と思った瞬間、案の定ぶつかった」
以前にも同一人物から被害を受けていた投稿者は、相手の顔を覚えていたのだろう。しかし「あの時の男だ」と気付くのに精いっぱいで、とっさに身を避けることは叶わなかったということだ。
この一件から10年経った今も、投稿者の心には疑念と憤りが残り続けているようで、投稿末にはこう書かれている。
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「何時でも何処でもこいつはぶつかっているのだろうか。何故こんなやつがいるのか今でも不思議でしょうがない」
理由はともあれ、他人に苦痛を与えて歩き去る神経は理解しがたいものがある。
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