
愛知県在住の30代女性・Kさんは高校時代に不審者に遭遇したことがある。
あまりにもおそろしい体験だったが、運よく近くに人が居て......。
不審者に遭遇して...(画像はphotoACより、イメージ)
<Kさんからのおたより>
高校生時代、お昼に体調不良で学校を早退した日の話です。
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ひとりで駅に向かう途中、不審者に遭遇しました。
「動くな、刺すぞ」と脅され、恐怖で身体が固まってしまい......。
坂道の下にサラリーマンが居て...
しかしその時、坂道を下った先にサラリーマンの方が歩いているのを見つけたのです。
私は夢中で坂道を駆け下り、「助けてください!」とその人のところへ向かいました。
坂道を駆け下りて...(画像はphotoACより、イメージ)
不審者は追ってくることはなく、わたしは恐怖から解放されました。
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安心からか涙が止まらなくなっていると、サラリーマンの方は、「変な人いたの?もういないよ、大丈夫だよ」と優しく声を掛け続けてくれて、一緒に駅まで歩いてくれました。
駅についてからもわたしを気遣って話しかけてくれて、
「寝坊して、もともと会社遅刻してたから心配しないで。
むしろ寝坊して良かったよ。女子高生助けましたって言ったら、上司は信じてくれるかな〜。寝坊も許してくれるかな〜」
と、くすっとさせてくれたり、
「私事ですが最近結婚しまして......。もし娘が産まれてこんな目にあったと思うと本当に許せんな」
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と、怒ってくれたり。
私の乗る電車がくるまで付き添ってくださいました。
電車に乗るまで付き添ってくれて...(画像はphotoAC、イメージ)
あれから約15年。私も結婚し、娘も産まれました。
あの時助けてくださったサラリーマンの方、本当にありがとうございました!
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
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