「小泉進次郎氏の備蓄米放出は失敗?」鈴木憲和農相がタレント率直質問に回答「現実として今…」

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2025年11月27日 11:43  日刊スポーツ

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鈴木憲和農相(2025年10月22日撮影)

鈴木憲和農相が26日、TBS系「news23」(月〜金曜午後11時)に生出演。就任後に経済対策として打ち出した「おこめ券」配布について、小川彩佳らレギュラー陣の質問攻めにあった。


鈴木農相が出演すると、石破政権での小泉進次郎前農相(現防衛相)の増産などの政策から一転し、「猫の目農政」と批判があることに触れ、鈴木氏が国会で「いい意味で今回は猫の目農政だったと私としては受け止めればいいのかな」などと語った場面もVTRで紹介された。


スタジオ生出演した鈴木農相は11月10日週のコメ価格が平均4260円と高止まりであることについて「価格はマーケットで決まる」との持論をあらためて展開。一方で、政府の経済対策として、各自治体にお米券を1人あたり3000円相当、配布する方針について「本来だったらもっと買って食べたいのに今の値段だとなかなか厳しい、ということに対しては我々政治の側は応えなきゃいけない」と語った。


トラウデン直美は「(価格は)マーケットに任せるというお立場であるとすると、小泉前大臣が行われた、コメの価格を下げるための備蓄米放出というのはどのようにご覧になってますか?失敗だったと思ってますか?」と率直質問。鈴木農相はこれに対し「あの当時はやはり、足りなかったんですよね、現実として。足りないので備蓄を出して。ただ価格に対してどうこう、というのは、あまり本来は我々すべきでないですし、現実として今、結局新米というのが、備蓄を放出したとしてもこの値段になってしまっている現実があるので、我々が何かをすることで価格をある種、コントロールをする、というのは相当難しい、というのも現実だと思います」と持論を述べた。


藤森祥平アナウンサーも「コメをじゃぶじゃぶにすれば価格が下がるということと、この考え方(価格はマーケットの中で決まる)という考え方は相反しますよね。やっぱり判断としては間違いだった?」と繰り返したが、鈴木農相は「間違いというか、あの当時はそういう判断だったんだろうと思います」と述べるにとどめた。


トラウデンは「閣議でお顔を合わせることもあると思いますけど、気まずさとかはないんですか」と突っ込みも。鈴木農相は「当時から、小泉さんとは『私だったらこうした方がいいと思うよ』という話は率直にさせていただいたところなので、それも分かった上で、小泉大臣は当時石破政権では、ああいうやり方をしましたから」と明かした。


小川彩佳は、鈴木農相が小泉防衛相と最近もコミュニケーションを取っているかを問うと、鈴木農相は「毎日のように閣議も含めてさまざまな場でお会いしますし、前大臣が考えていたこと、聞かなきゃいけないこともたくさんありますから、コメのことに限らず、いろいろコミュニケーションはしてます」とした。

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