【ゴールデン・グラブ賞】辰己涼介、今年は“優等生”スーツ「普通で来ただけ」「一旦緩急」

＜三井ゴールデン・グラブ賞表彰式＞◇27日◇東京都内

5年連続でゴールデングラブ賞を受賞した楽天辰己涼介外野手（28）が、注目の衣装について口を開いた。

都内で行われた表彰式に出席。球界を代表する守備の名手はワインレッドのスーツに黒のシャツ、黒のネクタイ姿で登壇した。壇上のインタビューでは「テーマは奇跡です。辰己が普通で来るのは奇跡に近いことなので」と話した。

22年は金色ジャケットに黒のちょうネクタイ、23年は「新郎」をテーマに上下純白のスーツを着て、着せ替え人形「リカちゃん」の双子の妹「ミキちゃん」を持参した。そして、昨年は金色の上下スーツに顔面と髪の毛もゴールドにする金ピカコーデで衝撃を与えていた。

今年は落ち着いた衣装での真面目モードとなった。表彰式終了後、取材に応じた辰己はスタイリストが用意したスーツと明かした上で「普通で来ただけなんで。なんか、やたら衣装のこと聞かれるんですけど、僕だけっすよね？　そんなに気になるん？　なんか過去にあったんかな」と、とぼけてみせた。

これまでインパクトを与えてきたことを問われると「なんか誰かがやったってことですか？　そういうの、僕好きじゃないんで、あんまり」と“優等生”発言。それでも「来年以降、とんでもないことは用意してあるんで、いったん緩急として」と不敵に笑った。