
1年前や5年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回紹介するのは、ごちゃごちゃとしがちなキッチン周りをスッキリと変身させるDIY動画です。YouTubeで「おしゃれな空間」「出来上りが美しい」などの反響を呼びました。
動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「私と夫と犬のモカ」(@watamoca)を運営する主婦のmocacoさん。主に自宅で挑戦しているDIYの様子を披露しているほか、日々の料理や愛犬のほほえましい姿などを紹介しています。
今回はキッチン周りのDIYに挑戦。どうやらゴミ置き場としているスペースが気になるようです。
DIY前は腰下ほどの高さの収納ラックと、大きなゴミ箱が設置されているシンプルな構成。ゴミ箱の横に置かれたポリ袋には、分別ゴミであるプラゴミが入っているのが丸見えの状態で、これではいくら整頓されていても乱雑な印象を与えてしまいますね。
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そこで思い切ってゴミ置き場におしゃれで見栄えの良い収納棚を自作するといいます。さっそく素材となる木板などを買うために、近場のホームセンターを訪れました。
目をつけたのはカフェ板。木目がきれいな板を選び、200ミリ×2000ミリのサイズで5枚購入しました。ホームセンターのサービスを利用して、あらかじめ決めておいたサイズにカットしてもらい、自宅に持ち帰りました。
ゴミ置き場を片付けてから持ち帰った木板を設置して仮組み。あとはイメージ通りに組み立てるだけ……だったのですが、ここで重要なポイントを見落としていたことに気が付きます。
収納棚を設置するスペースの壁の下部には巾木(はばき)があり、予定していた寸法では壁にぴったりと寄せることができません。天板を壁に寄せると、ほかの木板がはみ出てしまうので、仕方なくノコギリを使って木板の寸法を微調整することにしました。
寸法をチェックして1枚ずつノコギリでカットしていくのは重労働ですが黙々と作業を続けます。微調整を終えたら、木板をヤスリできれいに磨き、塗装や接着の行程をはさんで、組み上げるときが来るまで放置します。
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続いては以前に自作したという「すのこ」を使ったテーブルを解体します。補強用の木材を取り外して、すのこ本来の姿に戻してから、収納棚に収められるサイズにカットしていきます。
ちょうど良い大きさにカットしたら裏返して、ちいさいキャスターを取り付けて、前後に動かせるようにします。
下準備が片付いたところで、いよいよ本格的に組み立てていく作業へ。放置しておいた木板を運び込み、収納棚を設置するスペースに置いていきます。
側面と天面の固定には、事前に開けておいた穴にネジを入れた後に、ボンドと木ダボを差し込み、ノコギリで飛び出した部分をカットしてヤスリをかけて整えます。些細な差でも、手間を惜しまないことでパッと見たときの印象が変わりますね。
収納棚の枠が出来上がったら、キャスター付きすのこの出番。すのこの天面に8本のネジを途中まで打ち込んで、シンプルなスタンドを設置します。スタンドに大きめのエコバッグを取り付けたら、ゴミ袋スタンドの出来上がりです。弱い力でも簡単に引き出せるような構造になっていて、とても使い勝手が良さそうです。
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最後に他の棚にカゴを置いて、壁面や天面にディスプレイを施したら、おしゃれなカフェ風の収納棚が完成です。
乱雑な印象を与えていたゴミ置き場から、こだわりが感じられるスペースに大変身! これなら客人に見られても恥ずかしくないどころか、むしろ見せたくなるような仕上がりです。
すてきな仕上がりの収納棚に、YouTubeのコメント欄には「おしゃれな空間」「出来上りが美しい」「私の家にも棚作って欲しいなあ」「オシャレな雑誌に出てくるような部屋ですね」「ノコギリ、ほんとに大変でしたね」などの反響が寄せられています。
YouTubeチャンネル「私と夫と犬のモカ」(@watamoca)ではDIYのほか、料理のレシピや愛犬の暮らしぶりなどを披露。Instagramでも写真や動画を投稿しています。
動画提供:YouTubeチャンネル「私と夫と犬のモカ」(@watamoca)
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