
職場はあくまで仕事をする場所であり、他人のライフスタイルを品評する場ではない。しかし、自分の価値観を押し付け、無神経な言葉を投げかけてくる人もいる。
投稿を寄せた千葉県の40代男性は、職場の女性のデリカシーのない発言に呆れた経験があるという。(文:篠原みつき)
「どうしてー?なんでボウズなのー」
男性は、5歳になる息子と自分の髪を、自らバリカンで刈って「ボウズ頭」にしているという。美容院代もかからず、清潔感もあり、何より本人たちが気に入っているなら何の問題もないはずだ。
ある時、息子とのツーショット写真を職場の女性に見せたところ、驚きの反応が返ってきた。
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「『やだー、令和の時代にありえなーい。どうしてー?なんでボウズなのー』と大声(地声)で騒がれました」
その女性は、男性がいわゆる「お局様」と表現するようなベテラン社員だったようだ。
確かに昭和の時代、野球少年などは強制的に坊主頭にさせられることもあったが、今はファッションや自分好みのスタイルとして坊主にする人が多いだろう。「ありえない」とまで大声で否定するのは、あまりに失礼だ。
免許がないだけでバカにされ……「プライベートなことまで聞いてきた」
兵庫県の40代女性も、過去の職場で無神経な同僚に呆れた経験がある。20代の頃に働いていた加工食品の工場でのこと。午後から出勤してくるパートの中に、ボス的な存在の女性がいた。
ある日、その女性から車の免許の有無を聞かれたため、正直に「持っていない」と答えたところ、あからさまにバカにされたという。
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「通勤もバスだったので私としては不便だと思わなかったというか、苦痛じゃなかったので気にしていませんでした」
食品工場での作業に運転免許が必須だったわけではない。生活に支障がないなら個人の自由だ。しかし、ターゲットを見つけたと思ったのか、干渉はエスカレートしていった。
「免許以外にも色々とプライベートな事まで聞いてきたり……」
仕事とは無関係な私生活にまで踏み込んでくる態度に、女性は辟易としたようだ。結局、詮索に耐えかねて、「結婚を理由に退職」したという。
職場で円滑な人間関係を保つためにも、最低限の礼儀はわきまえてほしいものだ。
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