
上野動物園で買った竹皮包みのお弁当を開けてみると……。無骨な容器とのギャップに驚かされる、“意外な中身”がX(Twitter)で話題です。投稿は記事執筆時点で約1万9000件の“いいね”を獲得し、80万回以上表示されています。
投稿したのは、東京近郊を中心とした美術館や博物館の情報をブログで発信している「平日美術館」(@heijitsubijutsu)のアカウント。古墳や石器が好きで、minneではオリジナルグッズの販売も行っています。
今回Xで話題になっているのは、東京都台東区の上野動物園を訪れた際の投稿です。平日美術館さんは園内にある「カフェカメレオン」で、750円のお弁当を購入。竹の皮に包まれた、一見すると渋い見た目のお弁当ですが……。
包みの中には、炊き込みご飯の中央に白いご飯を配置して表現したかわいいパンダの顔が! パンダの耳はしいたけ、目鼻は黒豆で作ってあり、なんとも味わいのある素朴な表情をしています。パンダの顔の周りには錦糸玉子などがトッピングされており、750円というお手頃価格にも関わらず手が込んだ作りとなっています。包みの中にぎっしりご飯が詰まっているため、ボリュームもありそうですね。
|
|
|
|
にんじんやしいたけ、鶏肉などが入った炊き込みご飯は、平日美術館さんによると「めちゃくちゃ暖かくて味染みてて美味しいぞ、これ。しかも腹持ちがいい」とのことです。これはおいしそう……!
開けた瞬間ほっこりしてしまうキュートなお弁当に、Xでは「これは力作じゃない?! すごくない?!」「かわいいし美味しそう」「750円!!! めちゃ安じゃないですか」「これ買うために入園したいくらい良い……!!」「行ったら絶対食べよ」「これは知らなかった」といった反響が多数。「めっちゃ昔から売ってるやつ!」「10年ほど前に姪をつれて行った時に食べたい! と言われて購入、食べました 今もメニューにあるのですね!」など、かなり以前からこの商品を知っている人もいるようです。
ねとらぼ編集部が上野動物園に話を聞いたところ、この「竹皮パンダ弁当」は2006年10月から現在に至るまで販売されているのだとか。記事執筆時点では終了予定はなく、これからも販売を続けていくとしています。
商品開発を担当した職員は現在同園にいないため詳細は不明ですが、当時は動物モチーフのオリジナルフードメニューがなく、お客さんに喜んでもらえるメニューを販売できないかと考えたことが開発のきっかけになったそうです。
今回Xで注目を集めたことについては、「話題になってうれしいです」とコメント。ただし、大人気商品のため売り切れていることもあるそうで、お弁当目当てに来園する際は注意しておいた方が良さそうです。
|
|
|
|
投稿者の平日美術館さんによると、上野動物園の魅力は「都心駅近くで動物たちの生き生きとした姿が見られること」だといいます。「竹皮パンダ弁当」を購入した日は、パンダのレイレイが室内・室外でアクティブに動き回る様子を見られたそうです。
画像提供:平日美術館(@heijitsubijutsu)さん
|
|
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 ITmedia Inc. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。

PC文字入力習得 小1〜小3で4割超(写真:ITmedia NEWS)43

PC文字入力習得 小1〜小3で4割超(写真:ITmedia NEWS)43