
リンゴの表面に生えていた“奇妙な物体”の写真が、X(Twitter)に投稿されました。このポストの表示数は記事執筆時点で870万回を突破しており、7万5000件以上のいいねを集めています。
投稿者は、珍しい品種も含めた青森産リンゴの専門店「いちりんご世田谷店」を運営している片山玲一郎(@rei__katayama)さん。現在お店では、青森から直送された20種類のリンゴを取り扱っています。
ある日、仕入れたリンゴを店内で確認していたところ片山さんは「なんか生えてきてる」ことに気付きました。リンゴの表面にあったのは、先端が楕円形となっている細い糸のような物体。その見た目は“何かの毛”のようです。
写真を見たXユーザーからは、「ピ…ピクミン!!!」「不毛の地と言われた惑星リンゴーンにもついに芽が…ウゥ…長かったね…」といった声のほか「クサカゲロウの卵で伝説上の3000年に一度しか咲かないとされる花になぞらえて優曇華(うどんげ)と呼ばれます」「優曇華の花ですね。おめでたい」「盲亀の浮木 優曇華の花 ここであったが百年目〜クサカゲロウの卵ね」などの知見が寄せられています。
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クサカゲロウは、成虫が短命なことで知られるカゲロウの仲間ではなく、幼虫時代はアリジゴクとも呼ばれる昆虫・ウスバカゲロウの仲間。コメントでその名が挙がった「優曇華(うどんげ)」とは仏教に由来する伝説上の花のことですが、アミメカゲロウ目の昆虫・クサカゲロウの卵の俗称としても知られています。これは卵の不思議な特徴から、昔は植物と誤認されていたからなのだとか。
片山さんは「ウドンゲ! 知らなかったです!」と驚いた様子。3000年に一度花を咲かせるという伝説の花に出会った奇跡を自身の近況と照らし合わせて「たしかに今すごい面白い流れが来ていて、これに乗ろうと思っています」と述べています。
画像提供:片山玲一郎(@rei__katayama)さん
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