画像提供:マイナビニュースコスモエネルギーホールディングスは11月25日付で、東京都が推進する「GXスタートアップ事業」(GXスタートアップ開発製品等の需要創出支援事業)にて支援対象企業に採択された。エネルギー関連企業として初めてとなる。今後はGX(グリーントランスフォーメーション)関連事業の検討促進に向けて、GX関連のスタートアップ企業とのマッチング・協業をめざす。
○■グループの持続的成長と社会課題の解決に寄与
同事業は、GX関連技術を有するスタートアップ企業と事業会社との連携を促進し、社会実装と事業成長を支援する東京都の取り組み。スタートアップ企業とのマッチングからLOI(意向表明書)、オフテイク契約の締結までを東京都が支援し、GX製品・サービスの導入を加速させることを目的としている。
今回の採択により、スタートアップ企業が持つ革新的なGX技術をいち早く社会実装できるほか、GHG削減や低炭素エネルギーの安定供給、新たなGX市場の創出が期待される。
コスモエネルギーホールディングスは2050年カーボンネットゼロの実現をめざすとともに、中長期目標「Vision 2030」の達成に向け、GX領域での新規事業探索を積極的に進めている。
今回の取り組みは、「Vision 2030」の重点分野であるグリーン電力サプライチェーンの強化、次世代エネルギーの拡大、石油事業の脱炭素・低炭素化技術の社会実装にも直結しており、コスモエネルギーグループの持続的成長と社会課題の解決に資するものだ。
同社では、「今後もGX推進に向けた産官連携を一層強化し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります」とコメントしている。(エボル)