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DeNAは28日、桑原将志外野手(32)が退団することを発表した。桑原はFA権を行使し、西武へ移籍することが決まった。
DeNAは「桑原選手は横浜DeNAベイスターズの誕生と共にプロとしてのキャリアをスタートし、今年で14年目。『ガッツマン』というその名の通り、走攻守すべてに気持ちを込めたプレーを見せ続けてくれました。そして野球にとことん真摯(しんし)に向き合い、妥協を許さない姿勢は、『プロ』とはどうあるべきかを常に体現する存在でした。時にチームを激しく鼓舞し、時にチームを1つにして和ませる。桑原選手にしかできないことであり、その計り知れない貢献があったからこそ、昨年の日本一をつかみ取れたと言えます。桑原将志選手に心から感謝するとともに、今後のご活躍を祈念しております」と球団としての思いを記した。
桑原は球団を通じ「報道でもありましたように、来季より埼玉西武ライオンズでプレーすることを決断いたしました。ベイスターズファンの皆さまの応援がいつも気持ちを奮い立たせてくれて、勇気を与えてくれました。応援歌にもありました『ガッツマン』。今の自分がそのスタイルを確立できたのもベイスターズファンの皆さまが、僕をプロとして生きていく道へ導いてくれたおかげだと思っております。皆さまと共に戦い抜いてきた日々は一生の財産であり、一生忘れることはありません。新天地でも自分らしくひたむきに、皆さまに与えてもらった勇気を次は自分が皆さまに与えられるように全力で頑張ってまいります。14年間本当にありがとうございました」とコメントした。
桑原は、11年ドラフト4位でDeNAに入団。ゴールデングラブ賞を2度受賞し、昨年の日本シリーズではMVPを獲得するなど、チームを日本一に導いた。
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