
中日ドラフト6位の東洋大・花田旭外野手(22)が28日、都内のホテルニューオータニで仮契約を結んだ。契約金3500万円、年俸720万円でサインし、「支配下で選んでいただいた。いち早く戦力になれるように」と気を引き締めた。
まず感謝を伝えたい存在は両親。「中学の時、片道30分ほどかかるボーイズチームへ毎週送り迎えしてもらって、お弁当も作ってもらっていたので」。これまで支えてくれた家族へ、恩返しの品を贈るつもりだ。
「1年目から早く戦力になりたい」と、まずは来春キャンプの1軍スタートを目標に掲げる。来年1月の新人合同自主トレに向けて増量中で、187センチ、87キロの大型外野手は「身長は1つの武器になると思うので、体重を増やしていきたい」と、プロ仕様の体づくりに励んでいる。球団から届いたランニングメニューも日々実践しており、「短距離、長距離と分かれていて強制ではないんですけど、参考に教えてもらっています」と明かした。
1年目の目標は「1軍で戦力になること」。将来的なビジョンとしては、色紙に「トリプルスリー」と記した。さらに「守備も好きなのでゴールデングラブ賞も取りたいです」と力強く語り、総合力の高い選手を目指していく。
同席した岡野祐一郎スカウト(31)も「とてもポテンシャルが高く、飛距離が魅力的。打撃のアピールに加えて、守備走塁もできる。本人が『トリプルスリー』と書いていたように、そこにつながる1年目にしてほしい」と大きな期待を寄せた。
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