
ヤクルト山田哲人内野手(33)がこだわりの定位置からの変化を受け入れる。28日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸5億円で更改した。会見では7年契約の6年目を迎える来季に向けて、二塁からの“コンバート”にも言及。池山監督は「ダイヤモンド白紙」を明言しており、山田の三塁、一塁のオプションも視野に入れる。山田は「言われたところをやるだけ。言われた通りに動きます」と指揮官の意向を尊重していく。
二塁以外の守備に就いたのは遊撃だった13年6月9日日本ハム戦が最後。「セカンドはやっぱり一番好きなポジション」とした上で「足の負担もすごいですし…来年の状況にならないと分からない」と結果を求め、自分に向き合う。
来季の目標は「優勝」と色紙に迷わず記した。池山監督は、若手時代に左足を高く上げる打撃フォームの指導を受けるなど才能開花を後押ししてもらった特別な恩師だ。「池山さんにはたくさん笑っていてほしい。1年目から強いチームとなり、その中心として僕も頑張りたい」。オフは例年通り愛媛・松山で自主トレ予定。勝負どころに立つ中、覚悟の16年目に向かう。【上田悠太】
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