インドＧＤＰ、８．２％増＝７〜９月期、製造業がけん引

　【ニューデリー時事】インド政府は２８日、２０２５年７〜９月期の実質ＧＤＰ（国内総生産）速報値が前年同期比８．２％増だったと発表した。前期を０．４ポイント上回り、直近の６四半期で最も高い伸び率となった。

　製造業が９．１％増、金融や不動産といった項目が１０．２％増とけん引した。政府はトランプ米政権による高関税政策の悪影響緩和のため、９月下旬に日本の消費税に当たる物品サービス税（ＧＳＴ）を大幅に引き下げた。今後影響が表れてくるとみられる。